ホーム>職人マツナガ通信>2004年1月

2004年1月

1月31日

う~、不覚、不覚。
昨夜から、お腹がキュンといたみ、
どうもカラダが熱っぽい。
もしかして、風邪、インフルエンザ?
ウィルスまきちらかさないで、
というみんなの声にこたえて、
今日は早退させてもらいました。

それにしても、ど~も最近カラダが弱くなった気がする。
最近読んだ本によると、
免疫は老化を非常に敏感に反映するらしい。
ウィルスに対抗してくれる、NK(ナチュラルキラー)細胞が、
歳とともに減少するとのこと。
もともとヒトが持っている自然免疫力は、
薬物やストレスに弱く、
精神状態やなど体調に強く影響されるという。
この免疫力を良くする薬というのはなく、
体調を整えておくほか方法がないらしい。
ということで、
今日はやく寝ます。

1月29日

フレーム作りの、
”フライス盤”作業です。
前回書いた、旋盤作業でつくった、
ラグ用チューブを次に、
このフライス盤で、
チューブとチューブとがきれにつきあわされるように、
へりをアール取りします(http://www.sbtm.jp/craft/index-imwn.htm)。
チェーンステーのBB付け根のアールどりも、
この機械でやります。
フレーム作りの下ごしらえ作業は、
外から見ると何をつくっているのか、
わからないような、じみ~なおシゴトです。

201782018733.jpg
 

1月27日

製作シゴトをせっせとすすめています。
もう何回もこのHPに製作工程を書いてきましたけど、
いつも深夜一人で作業しているので、
機械を動かしているところは、
自分で画像をとれないのであまりなかったと思います。
今日は昼間から作業をしていたので、
画像をとってもらいました。
フレーム製作の下ごしらえの課程ですね。
”旋盤”をつかってラグ(http://www.sbtm.jp/craft/index-imwn.htm)をつくりま
す。
この機械で、ラグの肉厚を0.7mmとか0.8mmとか、
ライダーに合わせて削り出すのです。
今回のフレームのライダーは、
体重77kg、元ウェイトリフターのキン肉マン。
筑波の八耐で、なんとかラップ賞をとれるフレームを!
というリクエスト。
この方の有り余る筋力を、
余すことなく推進力にかえられるフレームをつくります。

製作シゴトをやっていると、
アッという間に時間が過ぎていきます。
このまま、深夜作業で続けてたいとキモチがあるのですが、
今日がんばってしまうと、
その後のダメージがでかく、
結局シゴトを遅らせてしまう事になるので、
涙をのんで今日は、帰ることに。
この辺が、若い頃と違いますね、
でも、無理出来なくなった分、
どんな状況でもイーブンでシゴトを進められるようには、
なっているようですが。

201782018554.jpg

1月27日

沖縄で合宿をはっているショボちゃんタシロ
http://www.sbtm.jp/tashiro/index.htm)くんから、
いよいよシーズンインを告げるメールがきました。

” 何時もお世話になっています。
レースシーズンに向けて最後の合宿を沖縄で行っています。
今シーズン最初のレースは2月6日(金)から行われるツール・ド・ランカゥエイ
(uci22)にナショナルチームの一員で参加します。
このレースはヨーロッパの選手も参加する大きな大会で雰囲気を感じることが出来ま
す。
日本からはナショナルチームで参加ですが監督に浅田監督をはじめ、メカニック小
松、マサージャー穴田と何時ものスタッフで参加します。選手は福島、田代を同チー
ムから参加し、
UCIポイントを持っている選手で構成されています。
このレースをかわきりに直ぐにヨーロッパに向かいシーズンに入ります。
2月21日(土)22日(日)のCRITERIUM DES ESPOIR(2.5)フランスに参加予定で
す。

2月6日(金)~2月15日(日)
Jスカイスポーツ1でツール・ド・ランカゥエイ(uci22)をご覧いただけま
す。
番組時間は下記HPで見ることが出来ます。
http://www.jsports.co.jp/search/sys/kensaku.cgi?Genre2=1205  ”

今年はオリンピックイヤーということで、
全てが少しはやくまわっているようです。
急に思い立ったのですが、
今度ショボちゃんに会った時、
インタビュースタイルで、
いろいろ聞いてみよう、と。
小さい時からの生い立ちだとか、
全くの素人から、ヨーロッパで戦うくらになって、
自分の中で変わったこととか。
ボクは彼が自転車を始めた時から見ているのですが、
知っているようで、知らないことがたくさんありそう。
そのインタビューを、可能な限り、そのまま、
このHPで紹介していこうと考えてます。
ショボちゃんの意外な一面みれるかもしませんね。
是非、実現させましょう。
 

1月25日

ボクの体感では、この冬一番の寒さと思われる今日も、
元気な皆さんが、SRM(http://www.sbtm.jp/lounge/srm.htm)に20名近く集ま
りました。
ヘルメットの下にヘッドキャップをかぶっていても、
寒風で耳がひりひりする寒さ。
みなさん、ホント、すきなんですね~。
でも寒い分空気が澄んでいるので、
とてもキモチがいいサイクリングができました。
途中問題発生!
軽量カーボンピーラーをつけているヒトのピラーが、
何と折れてしまった。
とりあえずなんとかお店にかえり、さて修理。
まずはフレームに残ってしまったピラーの残骸とり。
最初のはめあいが結構きつかったので、
ちょっとさわったくらいではびくともしない。
可能性のある方法を順繰りとやっていくしかない。
いろいろやってみたが、
最終的には、折れてしまったピラーの内径ピッタリに、
アルミの棒をを削りだし、
その表面に引っかかりをつけて、
それをピーラーに差し込み、
アルミ棒ごとピラーを引き抜く。
フ~、うまくいった。
次は、かえのもの。
ポジションをだすために、
どうしても同じものを使いたいというオーナーのリクエストに答えて、
同じピーラーに補強材をいれることに。
一番応力がかかるシートピン付近の位置に、
ピラーの内側に補強のチューブを接着。
さらに、シートクランパーを、現行のものから、
一点に応力をかけないクランパーに変更。
ただ、このフレームのクランパーは特殊径のため、
そのままでは使えず、
これも、径をあわせるために、0.9mm肉厚のスペーサーを作る。
これで、オーナーにとって使い勝手のいい道具ができました。
道具って、本来は買ったままの状態で使っていたら、
100%性能を引き出せるものではないのかもしれませんね。

1月24日

最近つくばへ来て、
初めて体験したことがあります。

ひとつは、温泉。
今まで、忘年会などで筑波温泉の旅館に、
2回泊まりましたが、
露天風呂といっても、
ど~も、とってつけたようなお風呂で、
景観もよくなくイマイチでした。
つくばへ来てすぐの頃、
湯袋峠を自転車で通った時、途中に、
やさと温泉”ゆりの里”というのを見つけました。
その頃から、行こう、行こうと思っていたのですが、
近場に限って、なかなか機会がないものなのですね。
つくばへ来て2年、ようやく行ってきました。
中は結構広く、また露天がすごく広くて、
筑波山を一望できて、
とても気持ちのいいお湯でした。
自転車乗った後の、ひと風呂なんていうのも、
さむ~い今の時期には、おつなもんです。
ちなみに入浴料800円なり。

もう一つは、学園都市を循環している、
つくば市営の無料バス、
”のりのりバス”に乗りました。
これも、つくばへ来てすぐに知り、
クルマ以外移動手段を考えていないつくばの街には、
すごくいいシステムだなと思い、
ぜひ利用したいとおもっていました。
これ、かなり広範囲に路線がめぐらされているので、
(筑波山神社までいける!)
使いこなせたらかなり便利そう。
環境を考えたらとてもいいアイデアですよね。

1月23日

今ぐらいの時期が一番寒いんですね。
でも、こんな時期の自転車通勤もすきです。
つくば近辺にお住まいの方は、
よくご存じと思いますが、
この辺りは学園都市を一歩出ると、
真っ暗になってしまうんですよね。
ですから、帰り道は、
まさに、闇の中に吸い込まれるという感じで、
自転車にのれます。
絶対ありっこないのですが、
ほんとにこのままどこかへ消えてしまうんではないかという、
ちょっとした、バーチャル体験ものです。
また、よく目をこらしていないと、
田んぼにおちてしまうので、
こんなに真剣に目をつかうということも、
普段の生活ではないとことなので、
動物的カンがつくような感じがしていいです。

お日様がでている行きと、
日が落ちてからの帰りと、
どうもスピード感がちがいます。
帰りに道のほうが、やけに速くはしれてる気がするのです。
これ、昔、ちゃんとトレーニングしていた時代にもいえることで、
日が落ちて暗くなったところを走っていると、
どうも、自分が強くなった気がしてました。
どうやらこれは、
日が暮れてからですと、
周りの景色の流れかたが見えにくくなるので、
自分のだしているスピードが増しているように感じてしまうようです。
当時、競技仲間と、
夜走れば負けないのにな、
などとお馬鹿な話をしていたら、
皆そのように感じていたということがありました。
夜お一人でトレーニングしている方、
幻の”ナイトライダーチャンピオン”
にご注意を。

1月21日

前回書きました、
いかにシゴトを楽しむか、
ということ。
自分にとって、なにが楽しいことか、
常々考えています。
このシゴトを楽しむってこと、
ボクの中ではようやく最近考えることができるようになった気がします。
若い頃は、シゴトは辛くて苦しいもの、
というのが自分の中にあって、
楽しいことはシゴトじゃない、
なんてことがいつもアタマの中にありました。

もともと、今のシゴトを生業にしよと決めた時、
シゴトって一日の大半を使う、
ということは、ジンセーの大半をそれに使うことになる、
と考えたので、
それだったら、できるだけ、
好きなもののそばで生活出来た方が楽しいだろうと、
選んだのですが。
まあ、今のところそれは間違えではなかったようです。
もちろん、やりたいことだけやっていればいい、
ということはなく、
意に添わないことが多々ありますが。
好きなことをシゴトに選んでも、
やり方次第では、楽しくなくなってしまう。
楽しい仕事をするのにこしたことはないけれど、
シゴトを楽しむ、ということを覚えた方が楽な気がします。

1月19日

年末年始のバタバタもようやく一段落してたので、
ようやく製作シゴトを再開。
ど~も、懸念事があると集中できないというか、
はやく次の事をやらなければいけない、と焦ってしまい、
ポカをやらかしてまう。

常にシゴトにおわれていると、
ひとつのシゴトにかけるエネルギーが限られてしまったりする。
けど、シゴトがたまっていると、キモチは落ち着かなくても安心できる。
逆に、追われるものがなくなるとキモチは落ち着いても不安になったりする。
あ~あ、自営業の性か、安住の時はいつずこに。
多分安住の時はこないでしょうから、
いかにシゴトを楽しむかということに、
日々の生活の充実感がかかってくるのでしょうね。
というわけで、今日も楽しんでいます、製作シゴト。
オーダーシートみながら、
オーナーの顔を思い浮かべ、
身長、体重、使い方その他可能な限りのデーターをアタマにたたき込み、
油にまみれて機械を動かし、酸素とアセチレンで火を噴いて、
製作事は、あ~あ、たのしい~。

1月18日

昨日の天気予報で、
すっかり雪モードになってしまったヒトは、
来ませんでしたが、
それでも猛者は集まりました。
思いの外今日は風がなく、
とてもキモチのいいSRM(http://www.sbtm.jp/lounge/srm.htm)になりました。
ボクも風邪はイマイチなのですが、
なんか、こう、早くスッキリしたいので、
汗を流した方がいいじゃないかと、
走りました。
ロードは初めてという方が参加されて、
運動靴の彼と一緒に初心者コース30kmを、
ポチポチサイクリングしました。
初めての彼は、30kmを楽々に走れたことに、
いたく感激されてました。
そうだよな、スポーツ自転車に親しんでいないヒトにとっては、
自転車で30km移動するってこと、
結構たいへんなことなんですよね、きっと。
この方も、あっという間に100km位楽々に走れるように、
すぐになってしまうんでしょうね。
人力って、すごいな。
 
今日は、めずらしくチューブラーのタイヤ張りのおシゴト。
クリンチャーばやりの昨今、
チューブラーを張るという作業がめっきり少なくなりました。
ボクが自転車始めた頃は、
チューブラーでなけりゃ、ロードレーサーにあらず、
という時代だったのですがね。
リムセメント(専用接着剤)をリムにぬって、
タイヤを貼り付けるのですが、
これが新品のタイヤですと、
なかなかリムにはまらないんです。
今でこそ、コツを覚えましたが、
初めてチューブラーをさわった14歳頃は、
毎回タイヤと格闘して、必死こいてやるんですが、
それでも、タイヤをリムセメントでベタベタしてしまい、
新品のタイヤなのにリムにはまったは時は、
手も服もタイヤもボロボロになってしまい、
なんてこった、と毎回ガッカリしていました。
このチューブラー、
クリンチャーにはない、乗り味があってとてもいいですがね。
ボクは、クリンチャーとチューブラーを使い分けていますが、
最近は、またチューブラーばかり乗っています。
画像は、ボクが自作(というほどのものでもないですが)した、
リムセメント塗り専用フォーク。
これにセットすると、リムセメントで服をよごすこともなく、
前後同時に作業が進められて、とても能率的。
2017820175431.jpg