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2009年4月

4月30日

喉痛。
本日は昨日の振り替えで店舗はクローズなのですが、
月末ということもあり自分は仕事の予定でした。
が、朝起きてみると喉がはれて、全身倦怠感。
あちゃ~、やっちまったよ。
どうも風邪をひいてしまったようです。
朝一番からビシバシ仕事こなして、早く終わらせて子供と遊ぶという企てでしたが、おじゃんに。
とりあえず、どうしても本日中にこなささなければいけない事務仕事のみ、なんとかやっつけ、
後は、うちに帰り寝てました。
なんともさえない振り替え休日でした。
 

4月29日

Iさんの最終仕上げです。
メインの接着がおわりましたら、治具からはずして寸法チェック。
お次は、ラグとチューブの間にできた接着剤のピンホールを各部チェックして、パテ状の接着剤でうめていきます。
ボトルケージ台座を接着して、つけるべきものをすべてつけおわりましたら仕上げです。

やすり、ペーパーサンド、ナイロンたわしでぴかぴかに磨き上げていきます。
さて、Iさん、こんな感じでできました。
カラーを決めてください。
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4月27日

接着です。
下準備できたラグパートに、カーボンチューを差し込んで治具にのせて最終の寸法調整をします。
調整がおわったら、またバラバラにします。
すべてのチューブの長さがそろったら、ラグパートとチューブの脱脂作業となります。

接着面にの油分を一切取り除きます。
そうして、やっと接着剤塗布となります。
接着を塗って、セット、寸法確認、加熱硬化でフレーム体となります。

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4月26日

ミュゲの日。
毎年フランスでは5月1日メーデー(労働者の日)にスズランの花を贈る習慣があるそうです。
でもって、送られた人は幸運になれると言われているそうです。
今年もお客様から幸運のスズランをいただきました。
今年で三度目のスズランです。
おかでSBTMには幸運がついてくれているようです。
ありがとうございます。

すずらんの思い出。
自分が中学生の時、若い女性の先生がいました。
ある時、別の生徒が階段をのぼっていくその先生を下から見上げると、
スカートの中の下着にすずらんの刺繍がありました。
以来、その先生は、”すずらん”と呼ばれるようになりました。

申し訳ありません、折角スズランの幸運のいいお話だったのに・・・・・・・・。
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4月25日

接着準備です。
ロー付(溶接)けがすべて終わったラグパートを接着準備します。
まずは、ロー付けで酸化してしまった部分を綺麗にします。
同時にローが綺麗にまわっているかを確認します。
次に、カーボンチューブを挿入する接着部分を綺麗に磨きあげます。
これも接着強度を左右する重要な作業です。
ラグの下ごしらえができたら、カーボンチューブの用意となります。
今回はメイン3本+シートステーカーボン&チェーンステー合金鋼仕様となります。
ダウンはオーバーサイズの高弾性チューブとなります。
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4月24日

カタチになります。
できあがったラグパートを治具にのせてフレームのカタチにしていきます。
まずは治具を図面通のシートアングルやヘッドアングル、ハンガーダウン寸法などにあわせてセットします。
すべての寸法を合わせ終わった後に、本当に図面通りになっているかの確認作業をして、OKならばラグをのせていきます。
まずは、へそになるBBをセット、次にシートチューブをセットします。
お次はダウンチューブ、チェーンステー、トップチューブ、シートステーラグという順でそれぞれ仮付けをしていきます。
すべてのラグを仮付けし終わりフレームのカタチになりましたら、そこでまた寸法通りにできているか確認。
OKであれば、ダミーのパイプをはずしてバラバラにしてローを本まわし(溶接)します。
ロー付け(溶接)がすべておわったところで、熱ひずみの修正作業をして、さらにもう一度寸法確認をして、
ラグパートのできあがりとなります。
毎度毎度、同じ事の繰り返しとなるのですが、
時間がないとかなんらかの理由で少しでも手順をかえたり、やり方をかえると間違えの元になるようです。
治具に対しての立ち位置も気になりますので、治具の向きもできるかぎり毎回同じ位置を保つようにしています。
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4月23日

その他のラグパートです。
メインのラグパートがおわりましたら、
ヘッドチューブ、ボトムブラケット、今回はシートステーはカーボン仕様ですのでチェーンステーの準備となります。
ボトムブラケットはBB小物がとりつく両サイドのネジ部をのぞいて、真ん中部分は中ぐりバイトで肉厚を必要十分に旋盤で削り落としてから使用します。
各パート、図面サイズにカットして、ロー付けして、仕上げてと地味な作業を繰り返して、ラグパートすべて完成となります。
お次は、いよいよ治具にのります。
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4月20日

Iさん、ラグパートつくりです。
まずは、ラグチューブの肉厚です。
身長181cm、体重85kgということで0.9mm厚でいくことに決めました。
肉厚が決まったら、お次は接着強度に必要十分な長さにカット。
そうして、チューブどうしの突き合わせが綺麗にいくように図面の角度にあわせてアールどりをフライス盤で行います。
一番ベースになるラグパートの加工終了です。

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4月19日

SRM。
サンデーライドミーティングで久しぶりに不動峠を登ってきました。
ビギナー対象ということでメンバーの方といったのですが、みなさんそれなりに登れていて、
一番きつかったのは自分のようでした、トホホ。
初参加のメンバーの方から、
”これだけ大通りをさけたコースもめずらしいですね、とても気持ちのいいコースなので今日走ったコースがわかる地図はないのですか?”
と聞かれたのですが、
あまりにも小径をつなげてはしるので残念ながらないのですね。
でも、つくばはちょっと街をはずれれば自転車天国の道がたくさんあります。
自身で自分だけのお気に入りのコースをつくるのも自転車遊びの楽しみのひとつと思います。
道に迷うことで、思いもしなかったコースを見つけられるようなこともありますよ。

4月17日

設計です。
Iさんのご希望は、スローピングにシートチューブをサドル直下まで延長するシートエクテンド仕様。
よく、どれくらいのスローピングになるのですか、と聞かれることがあるのですが、
これはオーダーメードなので、物理的可能な範囲でもう自由自在です。
まず、基本的な設計はホリゾンタルで行います。
でもって、そこからシートチューブ側のトップチューブとの交点を下げていきます。
あまりきつくないのがご希望の人は30mm下げるとか、延長部分をなが~く見せたいという人は可能な限り下げるとか。
スロープの度合いによりトップチューブ長が変わることがありませんのでステム長はかわりません。
スローピングにするとどんな効果があるの、とまたこれもよく聞かれますが、
フレーム体の三角形が小さくなることによりフレーム体の剛性があがります。
ホリゾンタルにしろスローピングにしろ、重心はサドル、ハンドル、ペダルの接点できまるのでかわりないはずなので、
これは理由がわかりませんが、ダンシングしたときにハンドルの切り返しが楽だという選手の評価が多かったです。
ということでIさん、今回は延長の長さは任されているので、
バランスのいいところで90mm下げることにしました。
延長部分が140mm位になります。
あまり長すぎても重量級のIさんにはたわむ原因となって得策ではないので。 
これでかっこよく見えると思います。