職人マツナガ通信

10月25日

小物付けです。
SさんのプロジェクトM、メインの接着ができたら治具から外して、
ボトルケージ台座の接着、ラグとカーボンチューブのピンホール隙間うめ接着です。
ボトルケージ台座は、市販のアルミのポップナットリベットと、
補強用のステンレスプレートを使います。
まず、ステンレスプレートを、カーボンチューブの曲面にあうように、
お手製のプレス機で、曲げます。
今市販されているアルミやカーボンフレームのボトルケージ台座には、
このリベットナットが多くつかわれていますが、ほとんどが、リベットナットのみです。
これだと、ごくまれに、台座そのものがはずれて動いてしまったりします。
なのでプロジェクトMの場合は、リベットナットにステンレスプレートの補強板をつけています。
カーボンチューブの曲面に合わせて曲げたステンレスプレートに、
リベットナットの下穴をあけて、専用ツールで接着リベット止めします。
ラグとカーボンチューブのピンホール隙間うめは、粘土状の接着剤で、隙間を埋めていきます。
手作業のかたまりですね。