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2016年2月

2月29日

ついた。
さて、PF30アダプタをどうつけるか?
色々考えて,出た結果は、筒状のアダプタを分割することでした!
BBのネジの部分を残して、左右別々にカットです。
もともと中心部はへこんでおり、接着面積には関係ないし、接着面積は、筒状の時もセパレートの時も同じ!
後は、セパレートにしたものを、どう圧入するかが問題です。
あれ、これ考えて、できそうなことがわかったので即実践です。
しかし、こういう初めての事は、うまくいくかわからないので、全くのばくち作業となります。
うまくいかなければ、アダプタもおしゃか、下手をすると、数十万円するフレームも・・・・・・・・・。
ということになりかねません。
かなり慎重に事を進めます。
カットしたものを、うまく圧入でき、あとは、加熱して接着材を硬化させればできあがりです。
ん~、うまくできましたね!
考えてから、実践終了するまで、かなりの時間がかかりましたが、これでまたキャリアが一つ増えた、ということになります。
内蔵フレームのPF30からノーマルBB化への作業OKです。
 
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2月28日

PF30。
ご注文頂いたフレームのBBがPF30。
オーナーのEさん、このまま使うと異音がする可能があるというご不安から、通常BBへの変換をご希望。
PF30はアダプタがあるので、接着作業はできます。
一応アダプタには、接着材が付属しているのですが、心配なので、プロジェクトM製作用の超強力接着材でいきます!
でもって、作業を始めようとして問題発生!
ケーブルが内蔵なんですね。
フレームのBBの中は隙間だらけなので、このままPF30のBBを使用するには問題ありません。
が、筒状のアダプタを接着してしまうと、
BB内に全く隙間がなくなり、ケーブル通しが不可能になってしまう!
さあ、ここで問題です。
どう、クリアするか。
筒状のアダプタをケーブルが通るところだけ、くりぬくか。
それとも、内蔵なので変換は無理というか・・・・・・・。
でも、なにか方法はあるはずだ・・・・・。
あきらめずに考える、考える。
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2月27日

ご褒美。
十年ぶりでご来店のTさん。
十年前には,つくばに住んでおられたのですが、その後東京にお引っ越しをされてたということ。
わざわざ、その東京からまたつくばまで、バイクをオーダーしに来ていただきました。
十年前に、ご購入いただいた、シクロクロスバイクが大変気に入って、
十年間しっかり乗っていただいていました。
そのバイクが、ご自身の利用目的にピッタリで、購入後いろいろ気をつかってくれたことがわかった、
というお褒めの言葉を頂き、二台目も是非、SBTMでということでのご来店!
二台目も使用目的は変わらず、ということで、シクロクロスバイクでいくことに。
でも最近はこのシクロクロスバイクはディスクブレーキ仕様がほとんどいう状況。
お話を聞くと、輪行もよくされると言うことなので、できればディスクブレーキは避けたい。
ということで、なんとかカーボンフレームのカンチブレーキ仕様をみつけました!
これでご希望の、今より軽く、しかも太めのタイヤがはけるバイクが実現できます!
 
やはり十年前に、ロードバイクをご購入いただいたAさん。
当時はつくばに住んでおられたましたが、その後仕事で石垣島にいかれて、またつくばへ戻ってこられた。
今度は、お子さんのバイクを是非SBTMでということでご来店いただきました!
 
長く仕事をしていると、こういうご褒美が時々あります。
なんとも、うれしい事です!
こういう連鎖がお店の歴史となっていくのでしょうね。
なんとしても続けていきたいです!

2月26日

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小物付け。

メインチューブの接着ができましたら、
お次はボトルケージ台座の接着とラグとカーボンチューブにできた、ピンホールの隙間うめ接着となります!
ケージ台座に接着する補強の皿は、
チューブの曲面に合うように、自分で曲げ直します。
リベット&接着で取り付けます。
ラグとカーボンチューブのピンオール隙間には、
粘土状の接着材を使います。
これでつけるべきものはすべてつきました!
後は、仕上げとなります!
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2月25日

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カタチになりました。

カーボンチューブの長さが決まったら、
接着材を塗布していきます。
まずは、ラグの内側、そしてチューブがと塗っていきます。
接着材塗れたら、カーボンチューブを順番にラグに通していきます!
ここで,順番を間違えると、三角形なので、
カーボンチューブがラグに収まらなくなってしまいますので慎重に。
チューブがラグに収まったら、
加熱器で接着材を加熱硬化してできあがりです!
こんな感じでできました!
焼きたてで、湯気がでてますよ、Sさん!
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2月24日

三枚重ね着。
さぶい! さぶい!
アクチュアルテンプリチャー、6.8度!
天気予報とは裏腹に、ちょい曇り空。
ん~、なんとも気が向かないが、本日もライドに出かけます。
長袖のアンダーウェアを三枚重ね着して、ジャケットをはおります。
タイツは、7分のパンツにパッドなしのアソスハブタイツを重ね履き。
完全防寒で出かけるのですが、足だけはダメですね。
ライドの後半は、もう冷え切ってカチンコチン状態。
いよいよホカロンの登場か。
できれば、外部からの熱力には頼りたくない・・・・・・。
そんなことを考えながら、本日も56km走破。
走りながら、こんな寒い思いをしてもう四十年以上走っているんだな・・・・・。
っと思い返す。
ん~、ほんとに好きなんだな~、っと。

2月22日

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仮組。

Sさん、カットの終わったカーボンチューブを、
ラグに差していきます。
この段階では、接着材はまだ塗布しません。
長さの微調整です。
接着の加熱時の素材の熱膨張を考えて、
ほんの少しカーボンチューブを短めにします。
この辺の塩梅は、もう経験値あるのみ!
あわせては、削って、削っては、あわせてを繰り返します。
シートチューブとダウンチューブがセットできたら、
ボトルケージ台座位置を決めて印をつけます。
この後、チューブを抜いてそこに穴を空けます。
こうやって、最終の長さ調整ができて、やっと接着です。
 
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2月21日

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ポッキリ。

2005年につくった、トーキョーのFさんのプロジェクトM。
落車により、シートエクステンド部分がポッキリおれてしまいました。
ここから折れたことは一度もないので、かなりの衝撃だったのでしょう。
そこで、修理可能かどうかをお問い合わせ頂きました。
中子をいれて、再接着でなんとかなるでしょう!
ボクの中ではこの手の修理は、
いかに修理しましたという跡をを残さずに修理できるかにこだわっています。
腕の見せ所というところでしょうね。
バッチリ直します、Fさん!

 

2月20日

小径車。
Tさんのチタン小径車の組み立てです!
最初にやるポジション出しです。
エンジニアのTさん、ご自身のライディングポジションを図面化して持って来てくれました。
これがあれば、苦労は半減!
各寸法チェックしながら、サドル高-ハンドル落差、サドル-ハンドル距離を確認していきます!
ちょっと小さいかなと思ったフレームですが、なんとか収まりました。
 
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2月19日

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接着です。

Sさん、いよいよ接着作業です。
カーボンチューブは、タンゲNo1クラスをご用意しました!
まずはラグパートの接着面の粗し作業です。
接着面があまりピカピカだと、接着材が馴染まないので、
リューターで面を粗し、と同時に表面を綺麗にします。
それができたら、カーボンチューブのカッティングです。
図面の寸法通りにカットしていきます。
カットの方法は、ラグパートと同じダミーチューブをいれて、
それに沿ってカット、切削していきます!
カーボンは竹を切っているような感じなので、
繊維が引きつらないように、気をつけてカットします。
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