職人マツナガ通信

7月19日

シクロクロス。
コルナゴのカーボンシクロクロスバイク納車です。
オーナーはご近所さんの一児のおとうさん。
学生時代からスキーのダウンヒル競技を続けていて、
いまも国体選手という現役バリバリおとうちゃん。
だからといって、シクロクロスのレースに出るのではありません。
メインは通勤とスキーのためのトレーニングです。
今回は、今まで使用していたビアンキシクロクスからの乗り換えです。
ブレーキ、シフトケーブルは、
担ぎを考えてすべてトップチューブ上を通すよう仕様になっています。
なので、フロント変速ケーブルは、サドル側からBBに向かっておりてくるので、
180度ターンをしなければなりません。
なので、この手の仕様のフレームには、
BB少し上のシートチューブ裏に滑車がつく構造になっています。
このコルナゴも付属の滑車がついていたのですが、
円盤状の丸板に溝が掘ってあるアルミ板でした。
メーカーの考えでは、アルミ板の溝にケーブルを滑らせればいいという考えなのでしょう。
厳密に言うとこれでは滑車とはいえないですね。
よりよくフロント変速のスムーズさを考えて、
ここはリア変速機のプーリーを加工してつくった自作の滑車にかえてくみました。
ご本人も大満足の仕上がりでよかったです。
しかし、こちらも四ヶ月待ちのフレームでした・・・・・・。