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職人マツナガ通信

12月4日

Nさん製作作業です。
ラグパート作り開始です。
カーボンチューブをつなぐクロモリパートですね。
まずは、カーボンチューブが差し込まれる元管の肉厚と長さを旋盤で加工します。
ヘッドチューブ、シートチューブ、BBと各部にカーボンチューブを差し込む部分ですね。
このラグ部の根本の肉厚が剛性に関係してきます。
もちろんカーボンチューブの剛性も重要ですが、このラグの根本の肉厚も重要です。
Nさん、体重が70kg前後。
クロモリだと、ダウンチューブをイシワタ022,トップとシートチューブにはイシワタ019という組み合わせで行くでしょうね。
ということで、ボクのカーボンクロモリハイブリットフレームをつくるときは、いつもベースにクロモリフレームがあります。
ということで、ダウンチューブを差し込む、ヘッド側とBB側のラグチューブの肉厚は0.9mmでいくことにします。
トップチューブ、シートチューブを差し込みパートは0.8mm肉厚でいきます。
旋盤で加えて、それぞれの肉厚になるようにそぎ落とします。
このようにラグのパート、パートでも肉厚をかえて剛性を調整します。
肉厚が削り落とせたら、お次は必要長さにカットします。
この長さは、よほどの体重があるライダー、100kg位かな、あるライダーは接着面積を増やすために長めにすることはありますが、
通常はほとんど一緒です。
この長さを決めるには、各部にかかる応力をだして、
接着剤のせん断強さもとに計算をして長さを決めます。
この時計算ででた長さを、安全弁をみて倍にして長さを決めます。
なので、ラグチューブ長さはまちまちです。
こうして、肉厚、長さが決まったら、
お次は、チューブとチューブがうまく接合するように、曲面どりのカットです。
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