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職人マツナガ通信

4月14日

シングルテンション構造。
最新のデュラエースとアルテグラのリアディレラーは、
以前のダブルテンションからシングルテンションに変更になりました。
ダブルテンションというのは、プーリーゲージとリアディレラーそのものにもスプリングが付いていて、
車輪を外すと、リアディレラーが後ろにそります。
シングルテンションというのは、プーリーゲージのみにスプリングがはいっているものです。
なのでシングルテンションのリアディレラーは、車輪を外すと変速機が前方方向にブラン、ブランになってしまいます。
何か困るかというと、後車輪の脱着時、外すときはいいのですが、
取り付け時に、リアディレラーを後ろにひいてあげないと、スプロケットにチェーンが引っかからないのです。
SBTMでは、後輪の脱着時は、チェーンの位置を、フロントインナーギャ、リアスプロケットはトップ位置にして外すことをおすすめしています。
リアトップギャで外して、トップギャで戻す、これが一番やさしい方法と思います。
そのトップギャにチェーンをのせようとすると、シングルテンションだと、
そのままトップギャには乗せられないのですね。
毎度納車時、車輪の脱着をご説明をしているのですが、
初めての人にとって後輪の脱着はただでさえ、やっかいなのに、さらにやっかいになりました。
シングルテンションにすると、変速性能が安定するというけれど、
いままでのダブルテンションでも、何も問題なかったっと思うのですが・・・・・・・。
さらにやっかいなのは、Di2です。
最新のDi2リアディレラーは、ギャの位置を一番戻しても、リアトップギャにはいかずに、三枚目までしか落ちません。
今まで納車時にご説明していた、後車輪の脱着時、チェーンの位置を、フロントインナー、リアトップという、
フロント、リアとも直径の1番小さいギャにチェーンを移動させて下さい、というわかりやすいご説明ができなくなってしまいました。
デュラエース、アルテグラに続き、105もこの構造になるという。
初心者にとって、ますます後車輪の脱着は敷居が高くなりますね。

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