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メンテナンス講習会 -126走目

昨日は朝10時からショップでメンテナンス講習会を開催しました。

内容は、ディレイラーの簡易調整方法とクリンチャーのタイヤチューブ交換、簡単な日常お手入れについてでした。

ディレイラーの簡易調整は、工具を一切使わずアジャストボルトを使用して行うものです。これが出来るようになると出先やご自宅で変速の調子が良くないとき役に立ちます。

僕はロードバイクを買った当初からメンテナンス本と睨めっこしながら自分でやっていました。何故か頑として全部自分でやろうとしていたんです。でも、どうしても分からないときや工具がないときは自転車屋さんに行っていました。それがきっかけで自転車の整備を学ぶために学校に通うようになり、マツナガに入ることになりました。

という僕の話はとりあえずおいといて。

走った後にお掃除したり変速の調子を見たり、というのはやっておくとその次のライドで快適に走ることが出来るのでオススメです。

毎回毎回、というのは中々大変なのでライドの頻度に合わせて2週間に1度やひと月に1度やると常にいい状態を保てます。自分の自転車の状態を知るきっかけにもなると思うのできっと熱は入ると思います。

リアディレイラーは比較的やりやすいと思いますが、苦戦するのはフロントディレイラーです。

シマノなら「トリム」機能があり、カンパなら3段シフトアップの構造となっています。ワイヤーのテンション調整でそれぞれ調整は可能ですが、その程度が非常に分かりにくいと思います。今回は参加人数が多かったのでご覧いただいていましたが、自分でやってみたい!という方はご連絡いただければまた改めてご説明いたします。

メンテナンス講習会

クリンチャーのタイヤ交換については、おそらく誰もが通るであろう道の1つです。チューブ交換の延長作業と思っていただくととっつきやすいと思います。

それにタイヤを替えていただくと自転車の乗り心地はマルッきり変わります。パンクに強いタイヤがあればしなやかな乗り心地のタイヤなど、様々あります。最初のアップグレードとして非常にオススメです。

僕がオススメしているのはミシュランのパワーコンペティションです。路面グリップが良いのに転がり抵抗が低い、いい意味で意味分からないタイヤです。グリップと転がり抵抗は相反する無いようですからね。乗り心地もマイルドなので走っていて気持ちが良いです。

そして次使うなら、として考えているタイヤはハッチンソンのフュージョン5、ベロフレックスのマスターあたりでしょうか。ハッチンソンのタイヤには個人的にいい思い出がなかったのでずいぶんと使っていないんですが、先日の展示会でメーカーから見せていただいたデータによると、かなりのハイスペックタイヤのようだったので気になりだしています。ベロフレックスは友人が使っていて乗り心地が良いと聞きました。

コンチネンタルやシュワルベも気にはなっているんですが、そんなにコロコロ変えられないのでまたの機会に。

 

話を講習会に戻しますが、講習会の最後にドライブトレイン・・・チェーン周りのカンタンなメンテナンスについてお話させていただきました。行う頻度ですが、僕は基本的には150km~200kmほど走ったら掃除しています。後は気になる汚れ具合のときは小まめにやっています。汚れがついていないほうが変速の調子は良いですし、チェーンやスプロケット、チェーンリングの磨耗も防ぐことができます。綺麗なチェーンのほうが気分よく走れる気がしますしね!

 

ご参加くださった皆様ありがとうございました!ご不明な点があればいつでもご相談ください。

次回の講習会は洗車講習会か輪行講習会を夏前に予定しています。ご期待ください!