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ロングクランクバイクのテスト走行 -52走目

火曜日はロングクランクアームのバイクでヒルクライムする試験走行に行ってきました。

9月末に同試験を行った際は自分の165mm長のクランクアームを装着したバイクで朝日峠を登り、タイムは12:42:87でした。

ロングクランクに変わると普段のケイデンスの約2/3程度でも同パワーを出力できるようになる為、効率化しタイムは短縮されるはずです。

当初240mm長のクランクアームでテストする予定でしたが、僕の体格にあわせて230mm長で挑戦することになりました。

まず、乗ってみた感覚は足を通常よりも大きく動かすことになり、普段よりも膝が上がりふくらはぎが太ももにこすれるのでビンディング装着とダンシングなど、バイクバランスをとるのが思っていた以上に難しかったこと、たしかに低ケイデンスでスピードを出すことが出来るので体にとって楽であることはすぐに分かりました。

朝日峠まではロングクランクバイクで自走しバイクに順応することを優先しちょっと遠回りをしていきました。

ここで気になったのはケイデンスです。僕は普段から平地では100前後のケイデンスで走っています。ロングクランクバイクではこれが70ケイデンスほどに抑えられるので楽なはずですが、トルクをかける必要があるので意外と足を使ってしまっているということは感じました。

また、ケイデンスを上げてしまう癖があるので気づくと80ケイデンスくらいまで上がっているんですが、そうなるとさらに足への負担が掛かってしまうことは気になっていました。

ヒルクライムになると、自分のバイクのギア比とは全く異なるギア比のバイクであることもあり、中々ギア選択が難しくバイクバランスを取るのが難しいのでダンシングはピンポイントでしか出来なかったことがあり、正直苦戦しました。

フロントギアにはヒルクライム専用のアウター48T、リアも32T?がついていたので中盤まではアウターローで走ったんですが、どうも足が辛くなってしまいギアの選択もものすごーく迷ったのでフロントをインナーに落として回して登ろうとしたんですが…。

かなり特殊なギアだったのでチェーンが外れてしまい、結果的にこの日の計測は全てパーになってしまいました\(^o^)/

メカトラも含めた走行タイムが15:48くらいだったので、相当落ちてます。。。

ロングクランクと特殊ギア比に対しての順応が足りなかったことが原因かとは思うので、まずはお店においてあるエルゴメーター(松永さんがテストで使用されているマシン)でのロングクランクバイクの練習をしておこうと思います。

 

ロングクランクを使うことで、普段よりも足の筋肉は伸び縮みします。

試験走行から戻って自分のバイクを漕いでみると筋肉が伸びたせいでクランク長がまるで短い・・・どころかペダルがBB軸に直接ついているんじゃなかろうかってくらい本当に不思議な感覚を味わうことが出来ました。笑

この日は他にも楕円リングとは異なった発想でペダリング効率を上げているバイクや足と手、両方で漕ぐことができるリカンベントなど、普段絶対に乗ることが出来ないような自転車にも触れることが出来たので、非常にいい経験と勉強になりました。

 

ロングクランクバイクで朝日峠へ!

踏み込みやすい自転車