クマさんのバイク専科

日曜日のマジカルミステリーツアーは真壁

20度を越えて、半袖でもいける、春を思わせる暖かい日が訪れるようになって、梅の花は満開です。筑波山麓の梅園はピンクや白い花に覆われて祭りをやっていました。もうすぐ次の主役になる桜の蕾も開き始めている感じでした。ここ2〜3週間の暖かい天候にすっかり油断させられました。土曜日と日曜日、つくばの寒〜い期間はまだまだ続いていました。朝の気温が6度、日中の気温は13度でしたが、つくばはまだ風が冷たいです。どのバイクウエアの組み合わせにしようか、スタート前のチョイスは少し迷いました。30Lのバッグを目の前へ置いて、アンダーウエアもウインタージャケットも、真冬用のバイクウエアに逆戻りでした。

 

でも、真冬よりは少しは暖かくなっているので、うっとうしいけど暖かいイヤーカバーやネックウオーマーがいらなかったので、ほんの少しですが開放感を感じさせてくれて嬉しかったですね。ようやくタイツやホットアンダーやウインタージャケットなど、ウインターウエアの窮屈さからもうすぐ解放されます。楽しみだな〜!。差すような冷たさがある、耳に霜焼けができるようなつくばでは、のんびり走ると汗も出ないので、時速25kmを越えて早く走って体温をあげるというのが得策です。でも体力の問題でそれも辛いので、ますますバイクウエアは保温性重視になって、窮屈でリラックスできなくて、なかなか距離を伸ばしにくい感じでした。ライドから帰ってくるとすぐに着替えたくなります。

 

最近のマジカルは、なかなか100kmに到達できなくなっていました。日曜日のマジカルミステリーツアーは、ショートコースと一緒に走り出して、いつものセブンで別れて真壁方面に向かいました。りんりんロードに面した古い喫茶店があって、昔立ち寄った時には、昔ながらのオムライスのメニューがありました。今日のキーワードは、ここ数ヶ月イメージしている、昔ながらのオムライスでした。レストランでオムライスがメニューにあると頼んでいるのですが、デミグラスソースが周りを覆っていたり、オムレツがふわふわの半熟で、オレンジ色のライスの上に割って広げられているオシャレなものばかりでした。

 

違うんだよな〜、薄いオムレツで、ケチャップで炒めた玉ねぎや鶏肉が入ったご飯を、くるりと包み込んで、ちょろっとケチャップがかけられた、昔ながらの、街の洋食屋さんで普通に出てくるやつを食べたいのです。どこで食べてもオシャレになりすぎていて、思ったオムライスと違っているんです。真壁の休憩所までは一般道を走って、途中からりんりんロードに入って喫茶店の裏に出て、細い路地から入って、階段を上って喫茶店の敷地内に入りました。バイクラックがあったのでフックしました。でも喫茶店のドアに妙な張り紙がありました。ひとりで営業しています。というような内容でした。

 

空いている席にお座りくださいと言われて、電気の消えている区画のスイッチを探して、電気を点けて長いテーブルに座りました。お水が出てくるまでに5分くらい、時間がかかりますよと声をかけられました。ランチの焼きそば定食を全員で頼みました。オムライスはメニューから消えていました。オムライスが目的でここまではるばるやって来たのにがっかりです。でも、ここでみんなが別メニューを頼んだら、気温が下がらない、明るいうちにつくばへ帰れるのか?、えらいことになりそうな雰囲気だったので、みんなが忖度して同じランチメニューの選択でした。

 

食後のホットコーヒーまで1時間ほどかかって、無事?にお昼ご飯を食べ終わって、真壁の休憩所へ戻って、真壁の街にあるその場であんを詰めてくれるモナカ屋さんでデザートを食べて、「ご予約は?」と聞かれる今川焼き屋さんに立ち寄りましたが、店内にお客さんがひとり待っていました。焼き上がったものはなかったので、そのまま帰ることにしました。りんりんロードは交差する道路の手前に、まっすぐ通過できないU字型の柵が重なるように2つ植え込まれてからも、車優先の状況は変わらず、サイクリング道路は対抗のバイクと交差部分ですれ違えません、より走りにくくなって、スポーツバイクの利用者が少なくなっています。

 

今回のマジカルでは一部りんりんロードを利用しましたが、300mくらい走っては見たものの、路面は少し荒れていても、サイクリングコースの隣にある一般道や農道を利用する方がストレスなく走れました。藤沢まで走って右折して川を超えてつくばへ向かいました。西の空が真っ黒になって怪しくなっています。ポツリポツリと雨が降り始めましたが、雨にあうことなく、約70kmを平均時速22kmで走りショップへ帰りました。お昼ご飯に1時間かかったのは誤算でした。ではでは。