クマさんのバイク専科

新しいカーボンバイクはディスク仕様かな?!

スプロケットは多ければ多いほどいいと今だに信じているので、カンパニョーロやスラムの12段コンポーネントは、8段や9段の昔ほどではないけれど、1段増えることはそれでも魅力的です。油圧式のロードディスクディスクブレーキの登場は、すでに5年ぐらい前に遡るけど、フラットマウント規格やスルーアクスルの登場は3年くらい前です。142mmリヤエンド幅、ディスクローター付きのホイールという、新しい規格のロードバイクの波がすぐそこに来ています。スポーツバイクつくばマツナガにもその波は確実に来ています。

 

5年後にはディスクブレーキに12段フリーの仕様がロードバイクの主流になるという勢いです。というわけで、3メーカーのハイドロリックディスクブレーキは試しましたから、ストッピングパワー、引きの軽さ、リムを傷めない、雨でもブレーキフィーリングが変化しない、160mmローターが必要など、大体の性能は把握しています。油圧式のオイルラインの交換や中に通すフールドの交換と比較すると、ブレーキケーブルの交換の楽さや、ブレーキレバーの利き始めの位置の調整などは簡単で、メカニックの立場としては、なんとも魅力的です。

 

新規格が登場して、2019年以降、完成車もコンポーネントメーカーも注力しているし、いよいよ本格的にディスクブレーキ装備のロードがシェアを伸ばして来そうです。新規格のメカニズムを搭載したバイクを身近に置いて、日頃のライドやメンテナンスなどの扱いの中で、新製品の特性を見極めたいと思っています。久しぶりにロードバイクが欲しくなっています。カーボンフレームを手に入れて、12段とロードディスクブレーキの新世代にマッチしたロードバイクを作りたくなっています。

 

カーボンフレームは、タイムならサイロンかアルプデュエズ、サーベロなら丸い断面のチューブのクラシックな最上位モデル、いずれにしろフラットマウント台座付きでしょうね。そうなるとコンポーネントは12段仕様のワイヤレスとハイドロリックディスクブレーキのスラムレッドeタップかな。それともカンパニョーロのEPS12段のハイドロリックディスクブレーキになるかな。シマノの12段はまだみたいだからどうしようかなと思っているところです。コンポーネントは試乗してから決めたいですね。スラムレッドeタップの12段フリーの10Tトップギヤの駆動効率の調子や、油圧ディスクブレーキの利き具合、ブレーキレバーの引きの軽さ、ブレーキレバーのタッチや、利き始めのストロークの調整の確実さを確認したいです。後悔したくないし、長く使いたいので慎重に選びたいです。

 

ロードディスクブレーキになると、ホイールを新調する必要があります。候補は2つあって、フロントがカンパニョーロボーラ35、リヤがボーラ50か、またはライトウエイトホイールのオーバーマイヤーのディスクブレーキ仕様の前後輪にする予定です。どっちのホイールになるかなー。それとも両方手に入れてしまうことになるのかな。タイヤはチューブラーで、普段はイタリアのヴェロフレックスのクリテリウムか、フランスのデュガストかFMBのシルクタイヤかな。いずれも23m mの太さで、重量は250gから230gの範囲です。低圧の6気圧から7気圧に設定して、しっとりと走りたいです。

 

ホイールに取り付けるディスクローターは前後輪とも160mmを取り付けて、油圧システムならではの引きの軽さを生かして、ワンフィンガーでブレーキレバーを引いて、フルブレーキングできるようにしたいと考えています。スラムレッドeタップの12段仕様は、フリーのスプロケットがトップギヤ10Tなので、チェーン駆動の伝達効率が気がかりで、採用すべきか少し迷いが生じています。だけど混信のないワイヤレスのインデックス変速は魅力的だよな〜。スラムレッドeタップのフルコンポーネントでないといけないのかな。

 

実は、ここまで考えて来ていながら、とんでもない選択肢も頭に浮かんでいて、クラッシックバイクならアンドレア・ペゼンティ氏がプロデュースする、チネリのレーザーミアかな。これなら130mmエンド幅なので、カンパニョーロの電動の12段か、メカニカルの12段コンポーネントでしょう。タイム、プロジェクトM、チネリの新旧のロードバイクとも手に入れたくなっています。3台同時か、こりゃまずい、自転車欲しい欲しい病が大爆発だ!。ではでは。