クマさんのバイク専科

アヴェンシスが直って帰ってきます!

イギリスの工場で作られていたトヨのアヴェンシス、5座席で後ろの荷台が広いステーションワゴンタイプの2000CCの4輪駆動車です。ワンボックスや背の高くなって広い空間の確保されたファミリーカー、オフロードを走れそうに見えるけど高速道路での走行を重視したSUVというパッケージに人気が集中して、ステーションワゴンは日本では人気がなくなっています。アヴェンシスはまさにステーションワゴンのジャンルです。

 

頑丈なルーフレールには、スーリーとテルツォのミックスで5台のバイクをセットできるキャリヤと、屋根の前寄りには前輪3本と後輪2本をセットできるフロントフォークのような折りたたみ式のキャリヤを装備しています。サポートカーとして年間で2万kmくらい走っています。オイル交換とフィルター交換はエンジンが年に5回、ギヤボックスオイルの交換は3万kmに1回、2年に1度はバッテリーを交換しています。それでもエアコンをハードに使うせいか早めに消耗気味です。

 

去年はバッテリー交換も含めた車検直後の11月にセルモーターが固着して壊れてしまいエンジンがかからなくなりました。少し早いんじゃないと思いましたが、リビルド品への交換となりました。今回はオルタネーターが壊れて走行中に充電できなくなって、エンジンの点火タイミングの電子制御の部分が作動しなくなり、アクセルを踏み込んでもエンジン回転が上がらなくなりました。ライト、パワーウインド、ワイパーが作動しなくなって、とうとうエンジンが止まって動かなくなくなりました。オルタネーターはリビルド品への交換となりました。

 

これも走行距離からいうと少し早いかな〜という感じです。でも、イギリス製の車だから仕方がないという感じ。1台目のアヴェンシスの場合はもっと豪快な壊れ方でしたから、もう驚きません。1年目にラジエーターに穴が空き交換。ヘッドライトの電球を明るいものに交換しようとすると、電球の熱でホルダーが溶けていて固着していて、レンズごとの交換になりました。1回目だけリコール期間で無料でしたが、対策品だと思った電球のホルダーは交換後にも溶けて電球と固着して、今度はリコール期限外だと言われて、同じ症状での故障なのに、左右で4万円くらいの有料でのヘッドライトのレンズごとの交換になりました。レンズとホルダーのリコールの通知なんか一度ももらっていないのに。

 

1台目のアヴェンシスは、例のタカタのエアバッグ採用のモデルで、リコールとなっていて、車検の時に回収してもらいましたけど、ダッシュボードとハンドルとドアサイドをこじ開けたらしく、ひび割れなど、傷だらけになって帰って来ました。2台目のアヴェンシスも、初代のクラシックデザインの、4輪駆動車の後期生産のシルバーを探してもらったもので、雪国の甲府のネッツトヨタの社有車でした。年式は古いですが走行距離が短く、丁寧に乗っている車でした。定期点検もオイル交換もネッツトヨタですから、定期点検やオイル交換など整備記録が残っていて、しっかり行われていました。

 

2代目のアヴェンシスは、初代のデザインより、ほんの少しラインがシャープにリファインされているけど、ほぼデザインが初代と同じで、はっきりした違いは、ドアミラーにウインカーが埋め込まれていることくらい。その2代目のデザインでもよかったんですけど、走行距離が少ないのがあれば、できれば初代型でとお願いしていました。実はドアの開閉の重さが2代目デザインでは改善されていて、日本車っぽく軽く扱いやすくなっているのです。あの、初代の重々しい、どしっという欧州車によくあるドアの動きが気に入っていたのです。

現実の安全性能はわかりませんが、このドアを閉めると守られているって感があります。

 

まあそんなことは、コミューターとして走っていてくれてなんぼという話です。とにかく、1台目も2台目も忘れた頃に止まってしまいます。緊急用のスペアカーとしては、娘たちのホンダかワーゲンのコンパクトカーです。FF車でくるくると小回りがきいて街では乗りやすいのですが、なにせつくばライド用の荷物やバイク、工具やスペアパーツを積みきれません。ルーフキャリヤがないので、人とバイクの移動にも不便です。やっぱりステーションワゴンのパッケージか、スペース確保という面を考えると、乗り味はともかくハイエースかキャラバンみたいなワンボックスがいいですね。

 

とりあえずはネッツトヨタで英国製でパーツの手配と作りの違いで整備しにくいと、けっこう邪険にされているアヴェンシスは7日ぶりに復活して帰って来ます。色々バイクを購入するプランは考えていたのですが、次のアヴェンシスの購入も考えた方がいいかな。今度は同じデザインの2代目を探そうかな。それとも自動運転を導入したカローラのスポーツワゴンかな。パドルシフトの3代目のFFのアヴェンシスワゴンもいいかな。エスティマの4輪駆動の広さも気になるな〜。

 

この間、トヨタの中古車ディラーで借りたクラウンアスリートの4駆も、ハイオクにリッター3kmから5kmというのを度外視しにくいけど、乗り心地やスペースは最高でした。ルーフキャリヤ装備にすればロードバイクの上げ下ろしも問題ありません。さらに、かっこは悪いけどマークXワゴンの4駆も乗るといい感じなんだよな。スペースということを重視すれば、ハイエースのハイルーフのロングボディ、キャラバンのワイドボディもバイクを分解しないで収納できますからね。

 

究極はコースターのディーゼルターボ付きのキャンピングカー改造モデルも視野に入れて考え始めました。1年車検で8人乗り、普通免許の人でも運転できます。イスを潰してベッドを作れば3人か4人は眠れるし、8人分の座席は活かせます。ドアは自動開閉と手動が可能です。バックはカメラで確認できて1cmくらいまで接近できるし、オートマチックミッションのディーゼルエンジンでレスポンスも良く、高速では160kmくらい出るし、一般道でリッター6kmくらい、高速では14kmくらい走ります。8人と10台くらいのロードバイクを収納できます。小回りの効くサポートかーの他に、2台目の大型サポートカーとしてどうかな。黒姫高原のロッヂこまづめにでも置いておこうかな。色々考えてみようと思っています。ではでは。