クマさんのバイク専科

マジに入賞狙いのルックを駆る0さん!

Oさんご飯に200キロカロリーから400キロカロリーの炭水化物をプラスする、カーボローディング始めていますか。普段よりグリコーゲンの蓄積量を2倍から3倍にできます。グリコーゲンは最も効率のいい運動エネルギー源です。酸素を使って筋肉を収縮させるATPを、細胞内のミトコンドリアという器官でグリコーゲンを分解して作り出すのが有酸素運動です。同じグリコーゲンを無酸素で分解して大量のATPを作り出して筋肉を収縮させて、大きなパワーを発揮するのが無酸素運動です。

 

無酸素と有酸素の運動のガソリンとも言えるのが、血液内、筋肉ない、肝臓に蓄積されているのがグリコーゲンです。普段は2時間分や3時間分の運動エネルギーが蓄積されていて、運動中に消耗さレテ行き、疲労感が発生します。ライドイベントの数日前くらいから、カーボローディングしておくと、普段の2倍から3倍の量のグリコーゲンを蓄積することができます。2倍として4時間分、3倍として6時間分の運動エネルギーが蓄積されているので、エンデューロのリレーは確実に元気に走りきれます。

 

走行中にパワーダウンしないためには、30分から60分に1回の割合で、糖質の刺激をしながら走ることです。体にはグリコーゲンを消費し続けると、糖質の刺激、つまり、何かを定期的に食べて、糖質で刺激しないと、グリコーゲンを供給し続けると生命の維持の危険を感じるセンサーが働いて、グリコーゲンの供給量を減らすシステムが働いて、直前までは好調に動いていた脚が、突然、クランクを踏めなくなってしまうことがあります。

 

とにかく糖質の補給食を100キロカロリー分くらい食べて、糖質刺激を続けることが、体内に蓄積されているグリコーゲンを使って、元気に走り続けるポイントになります。もし踏めなくなっても、体にはグリコーゲンは残っていますから、急いで糖質を食べて血糖値が上がって刺激すれば、10分か20分でグリコーゲンの供給をセーブしていたのが解除されて、踏み込めるようになります。急いで食べた糖質が吸収されてグリコーゲンに変換されて、運動エネルギーとして使われて復活したわけではありません。食べて吸収されて筋肉の収縮に使われるまでに、最短で3時間かかります。朝8時に食べた糖質は体調が良ければ、11時ごろにグリコーゲンに変換されて体内に蓄積されます。

 

朝ごはんをしっかり食べたのに、運動エネルギーとして機能してくれないこともあります。ライドイベントの朝は興奮していたり、寝不足だったり、体調が普段と違う場合がありますから、糖質といえども吸収の効率が普段より悪く、4時間も5時間も吸収にかかってしまうケースもあります。お腹がいっぱいで走るのも苦しいので、ライドイベントの前の日までにしっかり消化のいいものを食べて、当日は軽い食事で済ませて、走行中は100キロカロリーの補給食の糖質刺激だけで過ごすと、エネルギー切れを起こさないし、走りやすいと思います。

 

サプリメントはベースパを2本から3本用意します。休憩ごとに補給しておけばクランクをここぞという時に踏んで回せますよ。グリコーゲンに変換しやすいチューブ入りの美味しく感じる補給食を食べて走ってみてください。スポーツようかんなども、食べ応えがあって、ゼリーでは物足りないというライダーには向いています。僕もへなちょこながら走るために何か用意しようと思っています。サーキット1周の5kmがせめてタクシー料金より安くなるまで周回したいですね。

 

Oさんたち入賞狙いのチームは、走り終わったら20分くらい、平常心拍数の倍の心拍数でクーリングダウンして、サーキット走行中に有酸素と無酸素のミックス状態で、大発生して血中乳酸濃度が上がっているママ停止するので、軽い運動を続けて糖質刺激や水分補給しながら、乳酸をミトコンドリアや肝臓へ運び込んで除去してから休みます。再出走前は、10分以上LSDレベルでうっすらと汗をかいた状態で再スタートしてください。その方が高いパフォーマンスを続けられます。ではでは。