クマさんのバイク専科

ボーラ35と50は絶妙なバランスです!

カンパニョーロのボーラシリーズはカーボンリムがワイド化して、20mm幅から24mmに広がっています。エアロリムは35mmと50mmのモデルがオールラウンドタイプとして使えます。35mmのホイールは横風や突風の影響を受けにくいので、まさにオールラウンドタイプです。よりエアロ効果やパワーロスの少ないホイールの剛性を誇り、スピードを上げてその慣性で前へ進み、スピードが落ちにくい50mmのボーラを後輪にセットして、前輪に風の影響を受けにくい35mmという、前後輪異形ホイールの採用も考えられます。

 

アップダウンや長い平坦コースがあって、100km、200kmと走っている間に、天候の変化や風の強さが変わる可能性があるロングライドには、ホイールの慣性を生かしたペダリングをできて、スピードの維持とハンドリングの安心感がある、最適な組み合わせの1つでしょう。平地や上り坂で、踏み出しの軽さを体感したいなら、軽量なボーラ35を前後にセットしてもいいですね。今、手に入るカンパニョーロのホイールの中で、最もオールラウンドな組み合わせと言えるでしょう。ニップルが外に出ているのでメンテナンスも楽になっています。

 

ボーラ50を前後にセットしても、風の影響はそれほど気にならないというライダーもいるくらい、確かにディープリムによる直進安定性を感じて走れます。パワーロスなく進む感じが気持ちいいですね。だけど、じじいの僕には100kmも走ると、路面からの振動のダメージを感じてしまいます。やはり、前輪の縦方向の剛性感は乗り心地のとって重要で、後輪ボーラだとしたら、前輪はボーラ35、ハイペロン、ジョバンニの木リムホイールの方が僕の走りには向いています。今週末のライドではハイペロンを前輪にセットして、前後輪ハイペロンの組み合わせで様子を見ようと思っています。

 

もっとしなやかさを追求するために、後輪はボーラ35で、前輪にはハイペロンや木リムホイールの組みい合わせも試してみたいと思っています。今、後輪はハイペロンで、前輪は木リムの最もしなやかな組み合わせで満足していたので、それより少し剛性が高くなるはずです。さっき坂間メカニックからボーラ35ウルトラが到着したと連絡が入りました。スプロケットとタイヤを用意して、今週末には走れそうです。ではでは。