クマさんのバイク専科

あと数時間で佐渡ロングライドスタートです!

関越自動車道での移動も順調でした。予定通りの時間で着いて、新潟港の駐車場で合流できて、全員のバイクと荷物をサポートカーへ収納できました。日本海は外洋に出ても凪いでいてフェリーは揺れることもなく、4階の船室にごろっとして、持ち寄ってきたコロッケ、鱒寿司、カニ寿司、笹寿司など、いっぱい美味しいものを食べて、ごろりと寝転がって、無事に佐渡を走る仲間たちは両津港に着きました。船内で久々にザクソンさんにも会えて一緒に岩のりそばを食べました。両津港からは旅館までテクテク歩いてもらい、サポートカーのバイクと荷物を降ろして、部屋を確認しました。

 

この旅館は、昔、忌野清志郎さんが、佐渡ロケで映画に出演していた時に泊まっていたのが縁で、佐渡ロングライドの時に止まるようになった温泉旅館です。映画の撮影の合間には佐渡外周の道路や、ドンデン山を上っていました。もう10年以上この旅館をベースに佐渡ロングライドを走っています。先に佐渡についていた仲間たちもいて受付を済ませていました。ついに直前の準備段階に入りました。沢田浜の受付会場へ向かうグループ、バイクを整備するグループはサトイモさんやKさんがチェーンを洗浄して注油してくれました。レンタカーを受け取りに行くグループに別れてそれぞれの役割を果たしました。

 

電動メカやメカニカルの変速機を調整したり、ブレーキを調整しました。タイヤのトレッドゴムの消耗具合もチェックしました。チェーンは汚れているものだけブレーキパーツクリーナーで洗浄して、ラスペネをスプレーしたり、必要ならばホルメンコーレのルーベエクストリームを塗ってなじませておきました。補給食を入れるバッグや、トンネルに備えてヘッドライトを取り付けて、大会主催者から配られた通過地点が分かるセンサーと、ナンバーを取り付けました。ボトルも晴れて気温が25度くらいまで上がりそうなので2本準備しておきました。あとは水を入れるだけです。痙攣を防止するサプリメントは、気になる人は今晩のうちに飲み始めているはずです。

 

お楽しみの夕飯はやはり一匹の立派なカニ付きでした。ご飯をたっぷり食べて、今年もここにやってきたことを実感しました。明日は3時45分にロビーへ集合して、サポートカーとレンタカーのセレナに乗ってスタート地点の沢田浜に向かいます。ナンバーは半袖ジャージに安全ピンで止めました。あとはもう走るだけです。210km、130km、100kmとカテゴリーは違いますが、怪我なく元気に完走が目標です。フェリーも全然揺れなかったので、体調管理も問題なさそうなので、それぞれの目標は到達できそうです。

 

そうそう、オリーブさんもお土産に柴沼醤油の紫峰とゆず味のだし醤油をお土産に持って来てくれました。そう、マジカルミステリーツアーで時々通りかかる、あの柴沼醤油の極め付けの醤油調味料です。オリーブさんが酵母の管理を担当しているのだそうです。明日、オリーブさんは100kmを走って、両津の旅館へ飛び込んで、温泉に浸かってから、月曜日の仕事に間に合わせるために、佐渡汽船の高速水中翼船のジェットフォイルの最終便で新潟へ移動だそうです。久々にオリーブさんの走りを見ることになります。冬眠明けのオリーブさんのハイケイデンスの走りに注目です。

 

僕の場合は3年連続のリタイヤからの脱出が大きな目標です。210kmのコースへの2020年のエントリーを目指してのスタートです。ここまで来て取り付けた34Tのローギヤと、14Tトップギヤのインデックス変速が、整備台上では作動していても、本当にコースを走って動いてくれるのか少し不安です。シマノのグラベルロードのクランクや、カンパニョーロのコーラスクランクが、もっと早くリリースされていればよかったのに。来年の佐渡バイクには取り付けたいです。100km組の3人は両津のお昼ご飯の会場でフィニッシュです。130km組は両津でお昼ご飯を食べて、裏小佐渡のアップダウンに耐えてスタート地点の沢田浜へフィニッシュです。210km組は大佐渡と小佐渡をぐるりと島巡りして、170km地点からのアップダウンをこなして沢田浜へフィニッシュです。

 

はるばるやって来た佐渡ですが、いよいよ、ニコニコ笑いながらのそれぞれのチャレンジが始まろうとしています。みんなの心地良さそうないびきが聞こえます。あと数時間で起きて、旅館が作ってくれるおにぎり弁当を受け取って、バイクを車へ積み込んで、大人の遠足の始まり始まりというわけです。佐渡が初めてのIさんは4時起きで集合しているので、眠れているでしょうか心配です。朝、ご飯と一緒に摂取する蜂のエキスが配合されたサプリメントが効いてくれるかな。遠足は無事にお家へ帰るところまでが遠足ですからね!。ではでは。