クマさんのバイク専科

2020年の佐渡ロングライド用のバイクを考える!

まだ2019年の佐渡ロングライドも走っていないのに、2020年の佐渡ロングライド用のバイクを考えています。何せ思っていたスーパーコンパクトドライブクランクが、シマノの11段フリー仕様のグラベルロードコンポと、12段コンポのカンパニョーロのコーラスにフューチャーされましたから。まだ発表されたばかりで発売されていないのに先走ってしまいます。

 

いまだに迷っているのがホイールです。カンパニョーロのハイペロンがいいのか、チューブラーのボーラ35がいいのかということ。試乗して見た感じではボーラ35かな〜と傾いています。オールラウンドホイールとして、かなりいい感じでした。佐渡ロングライドのコースプロフィールを考えると、スタート直後からアップダウンがあって、大亀石のあたりも緩いパップダウン。

 

大亀石から両津港までも、ゆるいながらもアップダウンが続いて、速く走ろうとか思うと結構脚を使わされます。アウターギヤでもいける傾斜なので、時速20kmから35kmの間を行ったり来たりで、海岸線の道を走ることになります。風向きがとってもきになる区間です。スピードの維持力を考えるとボーラ35が向いているコースですが、それはスピードを出せる脚があればということ、僕みたいに体力が低下して踏めなくなっていて、とことん上り坂が苦手だと、完走を目指すならスピードの維持とかの贅沢なことは考えてはいけません。

 

僕の体力向きのホイールは、その場の踏み出しが軽いこと、つまり低速域からの加速が軽いことが重要なファクターのような気がします。そうなると前後輪にハイペロンなんだよな〜。しかも、長く走って脚にパワー伝達効率の高さによる反力のダメージが少ない方を選んだ方が得策でしょう。ひたすら軽いギヤ比で、くるくるクランクを回してしかるべき坂は上って、平地でもふみふみのペダリングは避けて、水道の蛇口からポタリポタリと滴り落ちる水滴を、コップいっぱいにためるようなイメージで、パワーを無駄遣いしない走りを意識して走ります。

 

それには超ワイドギヤ装備は必須で、下り坂で脚にかかるギヤ比で踏み込んで加速するなんてことはしないので、15Tトップギヤや16Tトップギヤで、ローギヤは34Tというようなフリーを採用して、微妙に踏み味を調整してダメージを防ぎます。チェーンホイールは、シマノのGRXか、カンパニョーロのコーラスのエクストリームコンパクトの選択になります。コンパクトドライブの50T・34Tのチェーンリングから、48T・31Tか、46T・30Tのシマノを選ぶのか。40T・32Tのカンパニョーロへのいずれかへの変更になります。

 

アウターギヤでもだいぶ走れるようになるし、インナーギヤにすれば、一番軽いギヤ比にすれば1対1以下の、乗って上れる軽軽ギヤに設定できます。きっと従来のスーパーコンパィトドライブのチェーンホイールより、変速は抜群によくなるでしょう。今ロードレースやエンデューロをバリバリで走っているライダーには超ワイドレシオの切実さは分からないことですが、いつかは年をとって体力が低下してクランクを踏めなくなるその日がやってきます。それでもロードバイクに乗って坂道をクリアして走りたくなったら、こういう超ワイドギヤを使って回して走る時がやってきます。

 

タイヤはやっぱり23mmで250gのヴェロフレックスのクリテリウムです。25mmの方がコーナーのグリップが安心だとか、ショック吸収性がいいというのはわかっています。若くてパワーがある坂間メカニックは25mmタイヤを選択していますが、僕は1本30gのリム周辺重量の差は、踏み出しの重さとして感じてしまうので、やっぱりクリテリウムですね。佐渡ロングライドの210kmの完走を目指すとすれば、やっぱり電動メカによるストレスフリーな変速は導入すべきでしょうね。EPS、Di2、eタップ、でもカンパニョーロの12段のメカニカルもなんとも魅力的なんだな〜。ブルべライダーに増えているという油圧のディスクブレーキも導入を考えています。ではでは。