クマさんのバイク専科

先週のサンデーライドミーティング!

スポーツバイクつくばマツナガが日曜日に開催しているサンデーライドミーティング。スタッフがショップのお客様と一緒に走るのでメカトラブルも心配しないで走れる、快適なつくば周辺のコースをガイドするライドイベントです。ガイドするスタッフは松永店長、坂間メカニック、藤下の3人が毎週交代で担当しています。毎週短いコースと中距離コースが開催されています。走行距離はショートコースは30kmから40km。ミドルコースは50kmから100km走ります。

 

今週は松永店長のガイドする小町の里ツアーでした。時速23kmくらいで走るのだそうです。クマジジイはミドルコースの担当でした。8時30分集合でスタートしようとすると、ご家族連れの3人が参加しました。道を渡って、最初の路地裏で出遅れてしまいました。20人以上が参加しているので、グループ走行は長〜く伸びてしまいがちです。3人が来ないのを心配して、グループの先頭を走っていた松永店長が引き返して来ました。

 

松永店長と話して、クマジジイとサトイモさんの2人で、ご家族連れの3人をサポートして別コースでセブンイレブンまでガイドすることにしました。松永店長には先にグループと行ってもらうことになりました。僕らは車の少ないコースで最短で行くことにしました。何週間か前にもお母さんと息子さんで、千代田のいちごライドの36kmに参加したことがあるので走りをみています。今日の参加メンバーと一緒に走るのは無理です。

 

柴沼醤油のところの橋を渡って、丘を上って、常磐道に沿った裏道を走って、梨畑の丘を越えて、16km走ってセブンイレブンに着きました。その日は気温も上がって25度を越えていましたから、給水のタイミングに気をつけました。体格の小さい人は、水分を少量失っても、体調への影響が大きく熱中症になりやすいのです。片手走行ができないので、走りながらの給水をできませんから、木陰を見つけて止まって給水したり、首筋や頭へ保冷ボトルの冷たい水をかけてクーリングを体験してもらいました。

 

でも、止まろうとすると、子供さんはブレーキをかけることなく笹藪の中に突っ込んで止まりました。転倒はしませんでしたが。スポーツバイクで走る基本テクニックからレクチャーしないと公道を走るのは危ないな〜と思いました。すでに、40kmくらいのライドイベントにも参加していたり、100km越えのツーリング大会にも参加するそうです。スポーツ用品店でラケットを買って、スクールのレッスンも受けず、ポイントの数え方もルールも知らないで、いきなりテニスコートに行って試合にデビューしているみたいな状況だと思いました。

 

テニスコートには自転車も車もいません。スポーツバイクは公道を走るのですから、うまく付き合わないと怪我をします。そういう危険もはらんでいることを知ってほしいですね。自転車は子供の頃から乗れたという気軽さがあります。止る、曲がる、上れるからスポーツバイクも操れると思いがちです。でも、集団で走ることもあるし、ライドイベントに参加すれば、車の多い道も走ることになります。コースを確認しながら走ることもあります。道の左の路肩を真っ直ぐ走るテクニックは、身に付けておくべきでしょう。

 

まず、3人とも真っ直ぐに走れていませんでした。ガイド役のクマジジイの後ろへ付かず、道路の右側を走っていることもあります。車の少ないコースですけど、公道ですから車は走ってきます。左側の路肩を走ってと合図しても、すぐに右側から走行音がするので、手で左に寄るように合図しますが、その繰り返しです。視界が遮られるので後ろに付いて走るのが嫌なんでしょうね。それなら車間距離を5mくらい開けて、顔をあげて前を見た方がいいですね。

 

子供さんの速度は平地で時速15kmくらいですから、サンデーライドミーティングの参加者と一緒に走るのは無理です。走るテクニックを身に付けることから始めて、走行距離を伸ばしたり、スピードもつけていきます。100km走るとなると、水分補給もエネルギー供給の知識も必要です。ミドルコースは、帰りもサポートするので中止にしました。ショートコースの参加者と一緒にショップへ帰ってもらい、そこからチムニーというイタリアンでのお食事会へ変更になりました。

 

この日は暑くてジリジリと肌が焼けました。ポディウムアイスの保冷ボトルの中のロックアイスがどんどん溶けていきます。1本には体へかけてクーリングする水を入れて、もう1本にはショップでサービスしてくれるコカコーラを入れてもらってリフレッシュできました。チムニーに到着して数分待って座れました。それぞれが好みのパスタの特盛を頼んで、みんなでシェアして楽しみました。

 

たらこスパゲティ、ミートソース、アラビアータ、マルガリータのピザ、ラザニアをたっぷり食べて、大満足でショップへ帰って解散となりました。5月の末でこんな暑さだから、これから先は走るコースも木陰コースとか選ばないと走れませんね。バイクボトルも保冷ボトルを2本が標準で、できれば真空のステンレスボトルに氷を入れた飲み物が必要です。体温より20度ぐらい冷たい水が、飲みやすく、飲めば体温低下が期待できます。

 

体へかけても冷たい水の方は刺激があって、首筋、腕,脚、頭などへかけると、気分をリフレッシュできます。体やジャージやバイクパンツにかけた水は、気化する時に体温を低下させてくれます。しばらくの間は涼しく走れます。猛暑の日は1時間に1度くらいのコンビニ休憩で、冷たい水を補給したり、体にかけてクーリングします。ロックアイスを手に入れて飲み物を冷やします。

 

ポディウムアイスで氷をいっぱいに詰めて冷たい飲み物を注げば、3時間ぐらい冷たい飲み物を走行中に飲めます。真空ステンレス製のボトルなら、氷は3分の1入れておけば、冷たい飲み物を継ぎ足していれば、5時間ぐらい冷たい飲み物を飲めます。とにかく、これからは保冷ボトルの活躍する季節ですね。まだお持ちでない方はショップでチェックしてください。ではでは。