クマさんのバイク専科

タイムトラベルものは面白い!

NHKでやっていたタイムトンネル。アリゾナの砂漠地帯に設営された研究施設、時空を行き来できる、タイムトンネルを作ったものの制御できないっぷりが、歯がゆくて面白い。タイムトリップしてしまっている二人の研究者の体験の展開が次々に時代に関わっていて、思わぬ物語になってもおかしくないドキドキ感があった。いつになったら二人は現代へ帰ってこれるんだろうと心配していた。

 

タイムマシーンがらみの映画やドラマやアニメの題材として、ストーリー展開の自由という器としてタイムトラベルは便利に使われている。脚本がどこへ吹っ飛んでもタイムマシーンがあることで許されてしまう、1つの成功の魔法の杖と言える。ドラえもん、要さんのやっていた時代を遡るタイムトラベラー。ひかる源氏が登場するドラマ。時代劇で医療ドラマでもある仁もそうだ。全く基本はタイムトラベラーがテーマのドラマだ。シリアスなようでいて奇想天外。フィクションとわかっていても引き込まれてしまうドラマが多くて魅力的だ。まるで、これでもかという。展開がめまぐるしい韓流ドラマのようだ。

 

実は、そういうジャンルの1つのドラマでは、プロのマサローさんが面白いという仁と、戦国時代と現代を行き来する恋愛ものの、あしがーるをとっても気に入っている。ハラハラする展開と面白さは、エンターテイメントとして十分に楽しめる。事件が毎週発生する器としての、刑事ドラマとは全く違ったテイストで、お気軽に見れて、展開の面白さに夢中になって見入ってしまう。

 

実は、テレビを環境サウンドとして聞きながら原稿を書く癖があって、ストーリーが面白すぎたり、考えさせられるのは良くない。どこからでも入り込めて、正義の味方は誰れ、悪いお代官は彼だな、お出入りの悪徳商人はこの人、腕のある浪人は彼とわかり切っていた方がお気楽なのだ。42分あたりでひともめあって、45分にはめでたしめでたしで幕引きとなる。水戸黄門とか暴れん坊将軍とかがいいと感じている。内容も全く気にならないし、なんか音がしていればいいのだ。

 

ワウワウ、ダゾーン、Jコム、BSに加入しているので、スポーツコンテンツも海外ドラマも見放題で、CSIシリーズ、刑事コロンボシリーズ、探偵ポアロシリーズ、アガサクリスティーのミステリーは、演出と女優によってこんなに解釈が変わるのかと思うほどに違っていて面白い。9時間ぐらいの時差があるヨーロッパや、早朝に始まる北米のスポーツをリアルタイムでウオッチすると寝る間がなくなる。スキー、サッカー、F1、Eカー、インディーカー、ラグビー、ロードレース、競泳、格闘技、ディスカバリーチャンネル、24時間見れるのできりがない。

 

ドラマでも1本が実質45分、見れば楽しいのだが、環境テレビには適さない。興味が湧きすぎて、原稿書きに集中できないからだ。イギリス、アメリカ、フランス、それも現代から100年くらい昔の風習や人の考え方、時代背景を考慮して見て理解しようとするので頭も目も疲れるので。聞き流せるような番組がいいのだ。締め切りがあるので、テレビ番組をリアルタイムで見る時間が足りない。しょうがないから気になるコンテンツは録画しておくが、再生して見たことがほとんどない。それに、ラジオも気になる。平日は1時から文化放送の大竹さんの番組の冒頭30分は聴く。

 

パートナーが作家のむろいさんだとずっと聴いてしまうこともある。そして文化放送の夕方のアーサー・ビナードさんの午後の三昧おろしもついつい聴いてしまう。土曜日の昼にはTBSの久米さんのラジオ番組は欠かせない。風呂の追い炊きのスイッチを押して、階段を上がって仕事部屋に戻って、20分ほど待つ間に仁とか、あしがーるをやっていると、風呂が沸いているのに冷めてしまってもいいかと、最後まで見てしまい、毎月のガス代の請求が怖い。ではでは。