クマさんのバイク専科

朝の4時になったら起きて茂木へ出発です!

22日の12時を過ぎたところです。後4時間でツインリンク茂木への移動が始まります。ボクのクルマには4台のバイクと4人の乗員で、岩瀬経由で一般道で向かう予定です。ゲートの通行券も受け取ったし、準備完了です。先発組みパドッックの場所取り頑張ってくれるはずです。昨日のマジカルミステリーツアーは下妻へ行って、キャベツというイタリアンでランチの予定でしたが、11時4分の開店直後にも関わらず、駐車場は満員御礼状態で、7組の待ちが入っていましたから、美味しくてボリュームのあるサラダバー付きのランチセットを諦めて、筑波山方面へ向かいました。

 

2kmほど移動して、手打ちのお蕎麦を食べてきました。3人で大きなザルに一升のメガ盛りのを頼みました。メニューは冷たいのしかない日本蕎麦屋さんです。一升ざるそばは6人前に相当する量だそうです。野菜のかき揚げと、けんちん汁を追加注文しました。少し太麺のそば粉10割のぶつぶつに切れている美味しいお蕎麦でした。このお店は国道からかなり奥まったとこにある隠れお蕎麦屋さんですが、11時半には広い駐車場が一杯になっていました。下妻では知られた人気店みたいです。15分ほどでゆであがって水で締められたお蕎麦が大きなザルに、てんこ盛りの状態で登場です。そばつゆと熱々のけんちん汁につけて食べました。3人ともお腹いっぱいになりました。

 

それでも、つくばへすんなり帰るはずもなく、吉沼に行って市村ミートで揚げたてのコロッケでも食べようかと行きましたが、12時30分で油の火を落としてしまっているそうで、食べられませんでした。自家製のチャーシューともつ煮をゲットしました。次は小貝川を渡って石下の団子屋さんに向かいました。気温はぐんぐん上昇して30度近くになっています。信号で止まると汗が噴き出してきます。お城がぐんぐん近付いてきて、団子屋さんのある路地を曲がって、お店へ飛び込んで、柏餅とみたらし団子と、ゴマ団子と、冷抹茶とあん団子のセットを頼みました。

 

冷抹茶は一見すると罰ゲームの透明な氷の浮いた青汁みたいですが、喉越しが良くてさっぱりしていて、ここの名物の甘いあんにからんだ打ちたてのお餅にマッチします。夏のライドはこれに限ります。と、ここでようやく2時になってつくばへ帰る気になりました。イイアスをかすめてショップへ無事に帰りました。ふと見ると、もうお腹が減っていたらしく、背中のポケットに入れてあった柏餅を取り出して、ブルベ600kmを数日前に、シャエクダウンしたプロジェクトMで走ってきたNさんが食べているのを見かけました。こりゃ相当に燃費悪いなあ〜!。

 

さて、茂木のエンデューロですが、サーキット走行中の気温は30度近くなるようです。ケイレン防止のマグオンも用意したし、補給食のザバスピットインも10個以上あるし、朝にはコンビニでおにぎりや飲み物も調達して、アイスボックスに入れてパドックへ持って行きます。股関節周りのストレッチングもしたし、ウエアやバイクや補給食や整備用品の用意も大丈夫です。深夜にブログなんか書いていないで、とっとと眠れって段階にきています。では、お休みなさい。マツナガのグループもスズキパのメンバー達も、みんな無事に走り終わるといいな〜!。

 

朝4時に起きてショップへ移動です。4人を乗せて5時に出発です。一般道で岩瀬を経由して茂木へ向かう予定です。先頭をマツナガ店長が先導していきましたが、東大通りの途中で後ろのグループが切れました。カーナビはツインリンク茂木のきたゲートにセットしてあるので、ガイド通りに行けば最短コースで行かれるはずです。とんでもない細い峠道を通過して、メインの道にショートカットして出て、茂木の北ゲートへ着きました。荷下ろしのエリアに駐車して、バイクや荷物を下ろして、パドック近くの駐車場に行きました。

 

久し振りにオリーブさんのバイクウエア姿に会いました。いつ冬眠から醒めるのかなと思っていましたが、なんと22日の本番まで一緒に走ることなく、7時間エンデューロへの参加でした。チームメートはオリーブさんを含めて女性3人のチームでした。7時間を4人で割ると走る時間は一人あたり1時間45分。これくらいなら走り切れるか!。でもサーキットコースに出ると周りの走りに引っ張られて、マイペースで走るというわけにはいかないので、何周続けて走ると効率hがいいのかが問題になります。みんなで話し合って、一応目安は3周で走行距離は15kmとなりました。

 

サーキットコースでのウオーミングアップ走行はしないので、固定式のタイヤを傷めないリムドライブのローラー台を持ち込んで、15分から20分ゆるゆる回して体を温めて、呼吸数や心拍数の上昇に体が慣れてくるし、筋温も動かしやすいところまで上昇するので、交代してスタートした時に、いきなり運動レベルが上昇して体がびっくりしなくて済みます。スタート前に数時間あるので、水分補給やゼリーなどで糖質の補給も忘れずにやっておきます。予想通り気温はぐんぐん上がってきました。日差しが痛いくらいです。

 

スポーツ向きのUV カットクリームのアネッサゴールドを汗をかく前に塗っておくしかありません。ベトついて嫌だけど、後で発熱してきたり、ぴりぴり火傷で肌が痛くなるし、じわっと疲れるので、腕や足や顔に塗りました。けっこう日焼けのダメージはありますから。とにかくケアして走ることにしましょう。4番手でのリレーですから最初のライダーが9時にスタートして、3人が3周ずつ走って、1周10分として、90分で交代になります。

 

みんな順調にノルマをこなして、3周目には少しきつくなってきてフィニッシュというパターンでした。SさんもGさんもローラー台で15分くらい脚を動かしてから交代しています。クマジジイも何とか10分脚を動かしてからスタートしました。やはり動かしておいた効果がありました。スタートして立体交差をくぐって上りになっても、クランクをクルクル回しても呼吸が苦しくないし、脚も何とか動いてくれました。周りを走るライダーは何だかみんな元気に走っているように見えてしまいます。

 

上りきって、左へ曲がるとみんながスピードップし始めます。右に曲がるところで内側のライダー数人がバイクを倒し込むのが恐くなったらしく、走行ラインが膨らんできて接近してきて、センターを走っていたのに、走行ラインがクロスしそうになって、3人目のライダーがさらに膨らんできて腕に接触してきました。さすがにこのまま膨らまれても恐いので押し返しました。顔が引きつっていました。いっぱいいっぱいで走っていて、バイクの走行ラインをコントロールできていないみたいです。そういうライダーの後ろを走ると危ないので、走行ラインを外にずらして並ぶのを嫌なので、脚をゆるめて通過させました。

 

ダウンヒルに入っても、その3人は脚を緩めずにクランクを踏み込んでいましたが、空気抵抗が大きくて、それほどスピードが伸びないで、姿勢を低くして目の前30mくらいを走っています。けっこうふらふら走っているなー、周りのライダーを見ていないなーと思って間隔を詰めないで立体交差をくぐって、センター付近をキープして、左へ曲がって、やや外側に傾斜している逆バンクに入ると、前の3人が接触して、一人は外側に横倒し、もう一人は内側にはじき飛んでうずくまっています。やっぱり接近していなくて良かった。ちょうどいいスピードで走っていても、少し様子を見ていて横へふらふらしていたり、接近したり離れたりなど、挙動が危なっかしいライダーの後ろへは苦しくてもつかないようにしていたのが幸いでした。色々なひとがいますからね、巻き込まれなあくて良かった。

 

しかし、1周目は楽だったけど、2周目に入ると上り坂がアウターギヤではきつくなりました。何とか上り切って下りセクションの入り口で無理なく加速して、ほとんど踏まないで脚を休めて立体交差をくぐって、ホームストレッチまでくると、風除けにあてにしていたグループ全員が交代のレーンに入ってしまい、前の集団は30mも向こうにいます。ホームの直線を向かい風の中をひとりぼっちで走ることになってしまいました。すぐくる上り坂セクションのために脚をとっておきたかったのに、ついにインーギヤ登場です、情けないな〜。

 

3周目の脚の動かなさはかなり情けない感じでした。マジカルミステリーツーアーの先頭引きで頑張っている時より速く走っているつもりもないのに、疲れたな〜という感じがしました。もう血中乳酸濃度が高まってしまい、筋肉の収縮が上手く行かなくなっています。耐乳酸性がとことん低下していると思いました。これは5月の佐渡ロングライド210kmに向けて完走するための課題が見つかりました、1ヶ月に1回か2回くらいの耐乳酸アップのちょっと苦しいレジスタンストレーニングを組み込んで刺激するしかないですね。

 

ところで本日のエンデューロの目標は何か?、1周1000円を切ることです。それには11周くらい回らないとエントリーフィーから考えて1000円を切れません。去年はオリーブさんにこのままじゃ1周3300円になっちゃいますよ!、とパドックで毛布にくるまって寝ていったのを起こされて、慌てて走り出してトータルで10周以上走って1000円以下にしたのを思い出しました。

ところがルーティンの3周をこなすのが精一杯で、やっとたどり着いていたので、1周1000円切りは無理でした。たった45kmの走行で平均時速も30km前後と低迷して、体中に乳酸まみれでの終了になりました。それに引きかえ女性ライダー達は元気でしたね〜。マジカル仲間のI さんには上りセクションで置いて行かれるし、オリーブさんは後半の方が元気だったしSさんもGさんも元気に走っていました。フィニッシュは茂木初参加のG さんが担当しました。佐渡は大丈夫かと不安になるほど、少し速く走っただけでこれだけのよれよれっぷりには、少しあきれましたが。耐乳酸性アップの課題はみつかって、後はトレーニングに取り組むだけです。先々週のSRM のライディングテクニックセミナーに参加したメンバー達も、無事に完走できたみたいで良かったです。先行組の坂間メカニック、スタッフの菊地クンお疲れさまでした。ではでは。