クマさんのバイク専科

2019年の新ショップジャージの準備です!

スポーツバイクつくばマツナガで、60年前のイギリス製のバイクをレストアしたお客様がいて、プラスチックサドルに変更する予定だというので、せっかくのレイノルズ531というマンガンモリブデン鋼のチューブで組まれたビンテージバイクなので、コンポーネントはほぼ新しくなったけど、革サドルが似合うのではと、週末にブルックスのプロフェショナルを革を柔らかく乗れる状態でプレゼントしようと慣らし作業をしていました。昔〜し手に入れておいた、1997年製のブルックスの1枚革の石のように硬くなっていたプロフェッショナルサドルです。革の裏側から浸透性のいいミンクオイルを塗って、ドライヤーで炙って染み込ませて、表面側をすりこぎのような樫の木の棒で押して、革を柔らかく馴染ませようとして何度も力を入れてこすっていました。

 

体重をかけてサドルを押した時に、腕の付け根あたりからビキッという音がして、続けて咳をしたら、またビキッと音がしました。呼吸すると痛いし、咳をすると痛さはものすごく、それでも、しばらくすれば治るだろうと思って我慢してサドルの慣らし作業を続けていました。ところが一向に痛さが引かないので、不安になってきて病院に行くと、CTスキャンの画像で診断されて、肋骨の軟骨が剥離骨折しているというのです。治療方法は3週間くらいの安静と湿布でも張って鎮痛して過ごしてくださいという診断でした。

 

前にバイクライドで肋骨を2度ポキっと折った時は、翌日が日曜日のつくばライドだったので、病院で肺に肋骨が刺さっていないことを確かめて、とりあえずアイシングして痛みを止めて、腫れないようにして一晩過ごして、折れた場所をキネシオテープをクロスさせて固定して、ライドに参加しました。走り始めは少し痛かったですけど、しばらくすると痛みも感じなくなって、そこそこのスピードで走れました。ところが、しゃっくりしたり、咳をすると折れているのを思い出す痛みがでました。それでもライドは楽しく終わることができました。

 

走り終わるとドーパミンもベーターエンドルフィンなどの体内麻薬も効果が切れて、うずくまりたくなるような痛みが襲ってきました。でもそれさえ耐えれば肋骨を骨折していても走れると思っていました。というわけで、肋軟骨の剥離骨折をしていても走れるだろうと、この日曜日も走りました。今回は痛み止め効果を期待できるファイテンのキネシオテープを用意して、6本短く切って折れている場所に張って痛み具合をチェックすると大丈夫そうです。日曜日のSRMのスタート前に、お客さんのシートポストの壊れていたのを修理して、30分ほどスタートが遅れたので、吉沼の生どら焼き屋さんへ向かって最短距離のコースを走りました。目的の生どら焼きを食べて、セブンイレブンでトイレ休憩したショートコースのさかまくんのグループと別れました。

 

ミドルコースのグループはつくばの李厨房でお昼ご飯を食べてから、25kmほど走ってショップへ帰りました。やっぱり走った後は痛かった〜!。ショップに帰ってからは、2019年版のニューショップジャージのデザインを決めるために画材をロフトへ買いに行って、バーガーショップでジャージデザインを描き上げて、バァレットのMさんにイメージ画を手渡せました。イラストレーターでデザインを起こしてくれて、修正して、発注となります。

 

イメージ画をスタッフの森みちこさんやサトイモさんに見せると、つくば山麓の稜線にイノシシに追いかけられるライダーを入れたらどうでしょうというので、そのアイデアもMさんに伝えました。ニューショップ半袖ジャージは来年の3月ごろ完成予定です。デザインや販売価格が決まり次第、店頭やホームページで予約の受付を開始します。サイズ展開は男性用のS・M・L・LL、女性用のS・M・Lのほか、キッズサイズのオーダーも可能です。ウインター用の長袖ジャージも、ウインドブレーカーも希望人数によってはオーダーできる可能性があります。ではでは。