クマさんのバイク専科

いよいよタイツのシーズンになってしまいました

朝の気温が6度とか10度以下と寒くなってきました。そろそろバイクウエアを秋から冬仕様に入れ替えなければと、しかし、12月に入っても日中の気温が15度以上とはやっぱり気象がおかしくなっているとしか思えません。秋に入って30Lのガーメントバックを2つ用意していたのに、変動の振れ幅が大きすぎて、色々用意しておかないと対応できないことがあります。バッグ2つにいっぱいの週末の私服とバイクウエアを、冬服へ入れ替えることにしました。

 

バッグの中身のカジュアルウエアは下着、オーガニックコットンのTシャツ、長袖Tシャツ、セーター、マウンテンパーカー、ゴアテックスレインジャケット、メリノウールソックスです。バイクウエアはアソスのウインタータイツ、ウインタージャケット、長袖裏起毛ジャージ、長袖ウールジャージ、半袖ウールジャージ、長袖クラフトホットアンダー、長袖スーパーファインメリノウールアンダー、イヤーバンド、ネックウオーマー、ウインターソックス、シューズカバー、ウインターグローブ、アンダーグローブ、シューズカバーなどです。

 

バイクウエアは冬向きにシフトして、ボトムスはアソスやカステリのニッカーから、アソスの保温力と蒸れがなく伸縮性のある生地で、S7パッド付きのロングタイツに決まりです。アッパーのアンダーウエアが保温のポイントです。クラフトの化学繊維のロングスリーブや、大量に発汗しても冷たくならないスーパーファインメリノウールの厚さが違うアホットアンダーです。ロングスリーブのジャージも化学繊維の裏起毛と、ウールのニットと、ウールと前面暴風ナイロンのロングスリーブジャージを用意しました。前面ウインドストップ系の生地で裏起毛のフルオープンのウインタージャケット、折りたたんで収納できるマイクロ繊維のウインドブレーカーを用意しました。

 

そのほかに、耳の寒さを防ぐ裏起毛で伸縮性の高いイヤーバンド、首筋からの冷たい風の侵入を防ぐネックウオーマー、ウールベースで甲側にウインドストッパー付きの握りやすいウインターグローブ、手のひら側にはハンドルやブレーキレバーが滑りにくい本革が縫い付けられています。それでも寒い日は光触媒発熱するインナーグローブを組み合わせます。保温性の高いメリノウールのソックス、薄いのと厚いボア付きのシューズカバーを用意しました。今週はさすがにウインターググローブとシューズカバーが必要でした。ウールニットのウインターソックスに、クリート用の穴をあけたシューズカバーは蒸れがなくて10度から5度くらいの気温にはぴったりでした。日曜日のライドではディアスキンにパンチングされた指付きグローブだけでは寒過ぎました。

 

1つにまとめようと思って始めたバイクウエアと普段着の入れ替え作業でしたが、真冬対応のバイクウエアはボリュームもあって、パタゴニアの30Lのガーメントバッグから溢れてしまいました。重ね着でボテボテにならないよう、とにかく薄くても保温性が高く、着心地がいいことと、ライダーの存在をアピールするカラーのジャージやウインタージャケットを選びました。アッパーは着たり脱いだりで保温性を調整したり、フロントのフルジップを活用して番地レーションして大量発汗を防ぎます。ニッカーからタイツに履き替えてみて、膝周辺のまとわりつく感じが気になりますが、やっぱり温かいことがなによりです。膝関節が冷えることなく、3時過ぎにはグッと冷え込むつくばの気候に順応するには、やっぱり伸縮性がよく保温性が高いアソスのタイツは快適ですね。

 

そうそう、今年初めてシューズカバーを付けてみて気になったのは、クリートのキャッチ&リリースに影響が出ることがあることです。クリートが入りにくくなったり、外れにくくなったり、走行中に突然足が外れてしまうようになってしまうことがあります。キャッチ&リリースに影響が出ないよう、シューズカバーのクリート穴の形状を加工することも視野に入れておきましょう。朝は気温5度以下、日中は10度以下のコンディションで快適に走るには、重ね着や着脱、ジッパーの開閉によるベンチレーションなど、体温調整機能が重要です。手先や足先の保温は真冬の快適ライドの基本ですから、個人差があるので小物も厳選しましょう。ではでは。