クマさんのバイク専科

ユニックス・CO2プロ携帯ポンプ

「ユニックスのCO2プロ」、マジカル・コロッケライドの時に、吉沼のミートショップで、
壁に立てかけておいたバイクの後輪チューブラータイヤがパンクした時に、
たま旦さんが持っていて、貸してくれた炭酸ガスカートリッジ(ボンベ)式の携帯ポンプです。
現在、もっとも優れた機能を持つ炭酸ガスカートリッジ式携帯ポンプです。
レザインのデザイナーが独立して設計しているそうです。
このモデル以外にラインナップされている携帯ポンプもあって、確かにレザインのイメージを持っています。
空気圧メータ付きホースなど小物もよく考えられています。
CO2プロを、お店に在庫を検討してもらっています。

今までの、SKS のエアチャンププロやTNI の炭酸ガスカートリッジ式携帯ポンプと決定的な違いがあります。
それは、700Cホイールの主流はフレンチバルブですよね、
フレンチバルブへ携帯ポンプ側のアダプターを押し込んでセットしてキープする方法です。
だから注入時のガスも漏れを起こす可能性があって、苦手意識のある人もいます。
エアチャンププロは、16gの炭酸ガスカートリッジはねじ切りでもネジ無しでも使えます。

フレンチバルブを真っ直ぐにアダプターへ差し込んで、その角度をキープしながら、
ロックを解除してトリガーを引いて炭酸ガスをタイヤへ注入します。
だけど、そのトリガーを引いた一瞬に、ゴムのパッキンだけで漏れを抑えているので、
ポンプやアダプターの角度を動かしてしまうと、炭酸ガスが大量に漏れてしまうことがあります。
ガスの漏れを警戒して、バルブを押し込み過ぎても漏れてしまうし、
浅過ぎても漏れてしまうので、エアチャンププロは操作に慣れが必要です。

TNIの炭酸ガスカートリッジ式の携帯ポンプの、コブラのようなヘッド部分のアダプターには、
フレンチバルブへ差し込んでからレバーで固定力をアップさせる機構が付いています。
レバーを起こしてフレンチバルブへ固定したら、ロックを解除してトリガーを引いて、
炭酸ガスを注入するので、ガスの漏れをなくし、エアチャンププロよりは確実に注入できますが、
やはりアダプターを動かしてしまうと、ガス漏れの原因になります。

ユニックのCO2プロの場合は、フレンチバルブの先端のネジ部に、
携帯ポンプのアダプターを時計方向へ締め込んで、止まるまでねじ込みます。
これで炭酸ガスの漏れを防げます。炭酸ガスの漏れが心配で使えなかったライダーには朗報です。
ロックを解除してトリガーを引いて炭酸ガスを1秒から2秒で確実に注入できます。
誰がやってもガス漏れしない扱いやすい製品です。

携帯ポンプ本体の中に炭酸ガスカートリッジが収まり、メルトフォージングのアルミボディで、
ネジ部はCNC 削り出し、メカニカル感もあって、ハイエンドユーザーにもお薦めできます。
価格は3600円から4000円くらいです。
16gの一般的な炭酸ガスカートリッジ式で、ねじ込みでもネジ無しでも使えます。
フレンチバルブに直接ポンプ本体のアダプターをねじ込むので、炭酸ガス漏れが起こりません。

ボディをねじ込んで針の先端でカートリッジの封を切り、ねじ式のアダプターをフレンチバルブの先端へねじ込んで、
ロックボタンを解除してトリガーを押すだけで1秒か2秒で、22mmから25mmのタイヤを7気圧から8気圧にセットできます。
旧型のエアチャンププロをバイクにセットしているのですが、早速、3つほど手に入れて交換する予定です、楽しみだな。
でも、パンクは有り難くないので、当分使うことがないことを願ってます。ではでは。