クマさんのバイク専科

佐渡ロングライド210km完走大作戦!

もう3月に入りました。
5月の15日の佐渡ロングライド210kmまでもうすぐという感じです、
まいったな!、完走の目安が立っていません。
毎週末の土曜日の10時集合と、日曜日の9時に集合でマジカルミステリーツアーと称して、
つくばを走ることは続けているし、一緒に210kmを完走しましょうというオリーブさんや、
一緒に老人ホームへ入ろうというさくらんぼさんに励まされて、頑張ってはいるんだけど、
3年前のクルマにひかれて以来の首の骨や手のシビレや痛みなどの体調不良で、
どうにもこうにも走行距離を伸ばすことができていません。

この冬も走らなければベースができないと、かなり無理して走りました。
走ることそのものは好きなんですけど、寒さが最盛期には、それがダメージになってライドの後半になって、
手首が腫れてきたり、痛みが発生したりで、目標の100kmを走り切れていませんでした。
頑張った日でも70kmや80kmが続きました。
そして、日中の最高気温が10度を上回ってくるようになって、
ウインタージャケットにアンダー一枚でちょうどいい感じの気温になっているのに、
なかなか走行距離100kmへ到達できていません。これで佐渡は大丈夫なのかと、ちょっと焦り気味です。
また100km地点の両津港のチェックポイントで、リタイヤ届けを出して旅館に帰っちゃうことになるのかな。

今日も走ったぞ、というのを口実に、つくば周辺に点在する美味しいお店へ立寄っては、たっぷり食べてしまっています。
お腹が苦しくて再スタートを切るのに勇気がいります。
お腹が苦しくて時速10km以下で走ったこともありました。
どう計算しても走って消費したカロリーを、ライド中に食べたカロリーが上回ってばかりです。
それでも走らないよりはマシですよね。

佐渡ケ島を一周の210kmを元気に走り切るには、
マジカルを走り続けて体調をキープすることも大切だと思いますが、機材選びも手助けになってくれるはず。
もう3月です、そこで色々考えて佐渡の走りを考えて、リム周辺重量の軽量化による踏み味の軽さの実現と、
適度なしなやかさを発揮する、前後異形ホイールを採用するチューニングにチャレンジすることにしました。

いままでのマジカルでは、前輪はハイペロン、後輪はボーラの50mm、
それに21mm幅で180gのヴィットリアのトライアスロンを張り付けて走っていました。
空気圧は7気圧から0、5気圧ずつ上げて、前輪は8気圧、後輪は8.5気圧が最適な感じです。
とにかく走り出してみると、加速もスピードの維持も軽く、上り坂でも驚くほどの踏み味の軽さです。
もっとも心配された超軽量タイヤのパンクのしやすさでしたが、もちろん最初はびくびくでしたが、
走り込むほどに信頼感が上がり、1000km近く走ってまったく耐パンク性に問題のないことが分かりました。

しかも、ブチルチューブを組み合わせた硬く変形しにくいクリンチャータイヤと同じように、
硬いタイヤは変形しにくいので路面へトレッドゴムを押し付けて、高いグリップ力を発揮します。
トライアスロンもブチルチューブを組み合わせた硬い部類のチューブラータイヤです。
こんなに超軽量で21mmと細いのに、スムーズな舗装路面で凄いグリップ力を発揮するんです。
いままでは前輪ハイペロン、後輪ボーラ50mmの剛性の高い車輪との組み合わせでした。
確かにクランクを踏み込むとパワーロスなく軽く前へ進みますが、佐渡の210kmの走行距離を考える必要があります。

ライダーへの路面からの振動によるダメージの軽減も重要です。
手や腕や肩や腰へのダメージがまったく違います。
ライダーの体重やパワーや常用速度に見合った、適度にしなやかな前後輪に、
180gと超軽くて硬いチューブラータイヤを組み合わせを試すことにしました。
佐渡ロングライド210kmのためにトライアスロンを取り寄せて、前輪はジョバン二の木リムホイール、
後輪はハイペロンにして、マジカルで走ってみて、どの車輪にセットして本番に臨むか決めるつもりです。
ではでは。