クマさんのバイク専科

こう見えて入院生活は忙しい!

入院してから1ヶ月が経過しました。この病院は面会時間が午後1時から夕方の7時までです。朝はだいたい6時に血糖値の検査、7時頃に体温と血圧と酸素飽和度の検査があり、7時45分頃にインスリンの注射があって、8時から簡単に消化できる前粥の食事です。9時からシャワーを浴びて傷口を洗い、消毒してガーゼを当ててもらいます。10時頃に主治医の回診があり傷口を確認されます。これで一段落の日もあります。

 

検査がある日は、抗体反応を確認する血液検査の採血、内部をチェックするCT スキャンは病棟を移動して、だめ押しで確認するレントゲンもありますね。あっという間に時間は経過してしまい、まったくプライベートな時間もなく、11時45分のインスリンの注射、12時のお昼ご飯です。やっと午前中が終わって午後はリハビリテーションです。普通は主治医がリハビリの専門家を指定して、スケジュールを決めてストレッチングしたり、病院の廊下をウオーキングするのです。

 

手術後3日目に許可を得て自分で歩き出したので、リハビリは任せられてしまったみたいです。1時間歩いているんでしょ。続けてください。といわれて放ったらかしです。すでに病院の外をウオーキングする時間は2時間になっています。お昼休みを30分、1時から歩き始めて3時まで病院の周りを水分補給しながらぐるぐる歩きます。ポロシャツはビショビショです。緩い坂があったり、階段もあって、バランスをとって歩くのはけっこう負荷があります。

 

4時にはシャワーで傷を洗ったり汗を流して、消毒してガーゼで覆ってもらい。5時45分にインスリンの注射があって、6時に夕ご飯を食べて、やっと1日が終わります。テレビは連日、日本人選手が活躍するオリンピックのライブの放送が深夜にありますが、自転車競技以外は、目で見るのに疲れた時は、ラジオでAMか地デジの放送を耳だけで聞いて、もちろん眠れはしませんがオフィシャルでは9時に消灯です。看護師さんがチェックしにきます。

 

ところでロードレースの解説もピストの解説も中野さんてどういうキャラクター設定なのだろう。自転車競技だから世界選10連覇の中野さんというイメージなんだろうな。だけど、アナウンサーも中野さんの解説もその場の状況の説明で、逃げている選手の特性とか、チームのバックボーンとか、ここからどう展開するという読みなど、深さがないんだ。日本人選手を追うのも国際映像しかないので難しいのだろうけど、それだけ自転車競技には用意していないんでしょうね。提供された国際映像を見てボックスでしゃべっているだけって感じです。

 

ロードレースなんか、逃げているメンバーも誰なんだか言わないし、どこの国だか、どういう思惑で逃げている3選手なのか、アシストされているのか、反撃を受けているのか、後続グループの追い上げと、残り距離の計算もされていないし。逃げ集団と追い上げの集団の、双方を見せられているだけのこっちは、そういう情報がない、狭く危なそうなダウンヒルで、逃げてる2人が落車して、海岸線で最後の1人も追い付かれちゃったって感じ。もう少しロードレースを分かったアナウンサーと解説者が必要なんじゃない。

 

いよいよ退院が日曜日に決まりました!。1ヶ月前と、10日前に再手術した傷がどんどん小さくなって、今日の朝の回診で傷口を見た主治医から、日曜日に退院てことで準備を進めてください。という許可が出ました、あと3日です。リハビリウオーキングでも、まだバランスを取り戻す動作とかぎこちないけど、それは腹部の傷の痛みと、縫合されている違和感から来るものなのか。それも、退院して暫くしてからつくばまで通院して抜糸してもらえば、時間が解決してくれるでしょう。

 

着替えやタオルももういらないものはバッグに入れてクルマへ運んでしまおうと準備しています。2つのデイパックも、1個はすぐにはいらないものを詰めてクルマへ運んでしまいます。帰り用のポロシャツ、アイボリーのパンツ、ソックス、下着も準備しました。後は金曜日と土曜日を過ごすウエアも用意しました。ここまで整理できたら、いつでも脱走できます。