クマさんのバイク専科

もう!、御払いしなくちゃ!

2ヶ月振りにスタッフ坂間くんのガイドするSRMにくっ付いて行って、途中から先頭を引いていたときに落車しました。昨日からのこっていた雨水を吸っていたコケに乗り上げて、左へ曲がろうとして前輪をツルリと滑らせて転倒しました。手術した傷が動くと痛いけど少しは走れるだろうと、日曜日はグループライドへ付いて行きました。吉沼のコロッケ屋さんに寄って帰ろうという事になりました。クルマが来ない裏道でグループライドの先頭を走り、つるっと滑って転倒しました。左肩、背中、ひじ、太ももの外側が路面にヒットして、痛いのなんの。

 

痛くて指で変速レバーを押せなくなったので、ショップへ帰ったらスラムの電動メカに交換しちゃおうかな?。などと考えながら走っていました。カンパニョーロのスーパーレコードとのコラボレーションか・・・・・!。それにしてもバイクライドに本格的に復帰しようとして落車とは。打撲したとこがだんだん腫れてきました。傷口を消毒してから水で洗って、湿潤状態を保つパッドを張って、早く肩、背中、太もも、手のアイシングをして、打撲による炎症と細胞破壊の連鎖を止めなくちゃ。

 

本格的に走るのは2ヶ月ぶりで、どこまで走れるのか不安なままのライドでした。手術の傷がやっと塞がって、後は皮膚の引きつれによる違和感と、腹筋を切ってつないだところが、脚を踏み込むたびにぴりりと痛むのは気になります。しかし、あちこち痛いのには参りました。でもきっと色々な場所で力を分散したから骨折しないで済んだのかも。ついていない落車だったけど、まだ神様はどん底までは突き落とさないでくれたのかも。

 

体の痛む場所を点検して、どうにか走れるだろうと判断。とにかく吉沼のコロッケ屋さんまで走ることにしました。でも走り出してみると時速23kmくらいしか出せません。まあいいか、とにかく痛いけど動かせるんだから、踏み込めないのでクルクルまわして走ってコロッケ屋さんにたどり付きました。おばちゃんに痩せたけど体は大丈夫と聞かれました。入院したことを知っていました。それより落車の痛みが段々強くなってきて、それでも特製の醤油だれでつけ込んだ鳥の唐揚げとソーセージはもれなく食べました。

 

吉沼で坂間くんだけ先に帰ってもらい、グループライドはクルマの少ないコースを走って帰りました。みんなを安全に連れて帰ることだけを考えていたので、何とか走って帰ることができましたが、転倒した場所にやる気を落っことして来たみたいで、帰り着いてショップのカウンターの内側へへたり込みました。明日は落車で打撲した場所が絶好調で痛いんだろうな、炎症を止めるアイシングは冷たくてたまらないだろうなと思うと気が重くなりました。

 

へこんでいると来店したオリーブ旦那さんと、オリーブさん一家とコーヒー中山でお昼ご飯を食べる話がまとまって、美味しい物を食べることへ集中することにしました。お店に戻ってアソスのS7パッド付きのハブウインタータイツのXLとLサイズを5枚と、超軽量のウインドベストを2枚受け取って、10月1日にくず餅作りを再開する、埼玉県松伏の増4とーちゃんのところに、超高いハブタイツの押し売りに行きました。

 

増4とーちゃんとPちゃんと、居酒屋さんでお寿司などをつまみながら、来年の佐渡ロングライドの140km参加の話などをして、ちゃんとハブタイツも押し売りしてきました。ラファとかアソスとか、いいものばかりを持っているとーちゃんは、このタイツの良さを分かってくれていました。10月の黒姫高原るんるん合宿に参加するメンバーにもハブタイツを試着してもらって、押し売りしちゃおうかな。

 

アソスのバイクパンツとニッカーはすでにフローティング構造のS7パッド付きを1年使って、フィット感が抜群で、肌との摩擦が少ない生地で覆われた、2重構造のパッドで長く走ってもお尻も痛くならないことはもちろん、全体のフィット感も抜群で、洗うほどにさらに馴染んできてもう手放せません。タイツもS7パッド付きのハブとボンカの2モデルのタイツを3ヶ月使ってみて、価格は超高いけど暖かくて蒸れない、しかも前面が防風素材と保温素材の2層構造でしなやかで、ペダリングする脚の動きを制約しないので快適にペダリングできました。

 

つくばの真冬のライドでスタートから寒くなくて、走っていて蒸れないモデルは初めてでした。つくばの冬ならハブタイツで十分な保温性があります。寒がりのライダーならボンカでしょう。手を出しにくい価格帯がネックで、試したいと思っていても誰かに背中を押してもらわないと、確かにこれを手に入れるのは勇気がいります。でも、去年の冬のライドは他のタイツをしまってしまい、ボンカとハブばかり使っていました。まだ迷っている方、試着タイツを持って押し売りに行きましょうか?。

 

そうそう、ここで紹介したアールエルの超立体化ソックスは好評をいただき、入荷して展示するとすぐに売れて、お買い上げいただいたライダーから確かにサポート感が違う、疲れにくく、快適に走れるとリピートのご要望があった時には売り切れました。ボクの家の近くにあるメーカーの工場は、フル稼働させて生産しているそうです。次回入荷のときは厚手の500シリーズと、薄手の300シリーズの2ラインナップになると思います。しばらくお待ちください。ではでは。