クマさんのバイク専科

水中ウオーキングとペダリングの違い!

つくばのホテルオークラフロンティアにはジャグジー付きの温水プールがあります。25mプールで深さは胸まであります。先週の土曜日は、朝からザーザー降りの雨だったので、10時には、つくばでのライドをあきらめて、プールで泳いだりウオーキングすることにしました。つくばに来る時は、雨が降った時のことを考えて、いつも水着とスイムキャップとゴーグルがウエアのバッグに入れてあります。

 

まじめに水中ウオーキングを1時間して、体幹や脚の筋肉を刺激したり、浮力を利用して股関節や脚の膝や足首のスーパーストレッチをしようと思いました。ところが、手術前はそれほど気にならなかった水の抵抗でしたが、胸までの水の深さがもの凄く大きな抵抗になっていることに気が付きました。水は空気の800倍の抵抗だそうです。

 

普通、水中ウーキングのレーンの設定されているプールには、泳ぐ深さのプールにスノコが沈められていて、水中ウオーキングの水深は腰までに設定されています。そのぐらいにしておかないと水の抵抗が大き過ぎて、運動強度が大きくなり過ぎて、心肺機能の強化やエンデューロ系の筋肉のトレーニングを継続できないのです。

 

オークラのプールは水深があり過ぎて、25m歩くとモノ凄い筋トレになってしまうことが分かりました。まるで水の壁を押して歩いているようで、心拍数が120拍から140拍に落ち着くまでゆっくり歩き、2本目からはスピードアップしようとは思わなくなりました。でも浮力が大きいのでストレッチするときの体の可動範囲を大きくできて、普通ならストレッチしにくい部分でも、こんなにほぐれるのかと思いました、緩める効果がありますね。

 

横になって歩幅を広げて歩いたり、脚を上げて右脚を左へ大きく踏み出し、左脚を右へ踏み出して、股関節周りをほぐしながら歩きました。これは硬くなりがちな股関節周りをほぐすのに効果的でした。ウオーキングとペダリングの主に使う筋肉は違うと言われていますが、ウイークエンドライダーの場合は、とにかく体を動かしておくこと、心肺機能的なレベルの負荷をゆっくり体験して心肺機能を維持しておくことが大切な気がします。

 

2時間の水中ウオーキングを目指しましたが、1時間もすると筋トレ後のような無酸素運動的な疲れが押し寄せてきました。疲れ過ぎて、明日バイクで走れなくなるといけないので、泳いで体全体に発生している乳酸がスッキリするまで、20分くらいかけて、ゆっくりゆっくり泳いでいました。ジャグジーに10分ほど入ってさらにほぐしました。

 

ペダリングの負荷で筋肉に緊張が残る場所と、水中ウオーキングで張る場所はまるで違いますが、ペダリングを支える体幹の筋肉への刺激は加えることができました。でも、翌日は筋肉痛の場所が、バイクライドで起こるいつもの位置と違いました。ジャグジーやストレッチングだけでは回復しきれない感じです。膝から下の筋肉群のふくらはぎは特に深いところの疲労の感じです。今週末にかけての筋肉の疲労回復が大変そうです。

 

先週末にくずもちを買いに寄ったとき、歯科技工士用の高精度のグラインダーを、増4とうちゃんからプレザントしてもらいました。バイクライダーだったとうちゃんは機械や工具が大好きなんですよね。細かいパーツの加工に使えそうです。そのお礼に、日曜日の夕飯のおかずを作りに行きました。つくば地鶏の鳥刺しと、手羽先のニンニクとお酒で焼き上げたものに、ニンニクとポン酢を煮詰めたタレをかけたものを作って、夕飯を一緒に食べました。

 

土曜日の雨の寒い日に、ゆるキャラサミットというイベントに、息子さん達に手伝ってもらってくずもち屋さんを出店して、すっかり冷え切って腰を痛めていたPちゃん。ゆるキャラの元祖的な彦ニャンとか、最近テレビの露出が減っている、ふなっしーなど、メジャーなゆるキャラも参加していたそうです。どっちとも会いたかったな〜。水中ウオーキングしないでそのイベントに行けばよかった。

 

夕食後にリビングでPちゃんの腰痛を解消するためにマッサージをして一段落。またまた脚の疲労を見抜かれて、恐怖の足裏マッサージのサービス返しをされてしまいました。前回の、3日続けてのライド後のペダリングで疲労した筋肉とは違う、脚や体幹の筋肉痛や張りが奥深くに発生していました。これが水中ウオーキングによる疲労なんですね。指先で押されたツボが痛過ぎです。これで回復が早まるかも。ではでは。