クマさんのバイク専科

つくばでフィッティング三昧しました!

土曜日のマジカルミステリーツアーは、あまりの日中の暖かさにどっぷり浸かって、のんびり大関いちごへ立寄って、甘く大きないちご三昧、そのあと小美玉のイタリアンのイルコンパーニョにいって、美味しいミート&クリームの生パスタランチとエスプレッソをいただき、3時頃にスポーツバイクつくばマツナガに帰ってきました。ショップのホームページを見ていなかったので、マツナガ店長がインフルエンザで倒れていることをまったく知りませんでした。お店の駐車場に店長のクルマが無いのが不思議でしたが、お店に入るとお客さんで溢れかえっていました。

 

あれ?、スタッフが2人?。どうしたことだとは思いましたが、マツナガ店長は何かの用事で出かけているのかなと思いました。とりあえずは接客のお手伝いをして、バイク選びとパーツ選びのアドバイスをしていました。3時過ぎたころ、新型デュラエースに載せ換えたお客様の奥様のスペシャライズドのパーツ載せ換えが終了して、フィッティングにご来店でした。でもフィッティングを担当しているマツナガ店長はいません。

 

どうなっているんだろうと、ショップの状況を把握しないまま、坂間メカニックにいまフィッティングできますか?と聞かれました。できるけど、なんでボクなの?と思うまま、お客様のフィッティングに取りかかりました。バイクシューズはすでにシマノのオレンジ色のモデルが選ばれていました。ペダルはお客様がお持ち込みの旧型ルックのデルタクリートのモデルでした。展示品のクリートの中にデルタクリートがありました。

 

その場で足踏みしてもらって、足の自然な向きを上死点と下死点でチェックして、クリートの取り付け角度を見極めます。奥様の場合は、左右で少し足の向きが違っているので、前後位置はほぼ同じ、左右の足の開きに関係する内外も同じ、左右の取り付け角度は位置にすると1mmくらいの差がありました。サドルの前後位置はセンターより14mm後ろへ引き、取り付け角度は上の面を7mm前下がりに設定、サドルの高さはシートチューブの延長線上に左クランクを止めて、脚を真っすぐに伸ばした時に、足の甲が水平になる高さに調整しました。

 

これでクランクを踏めて回しやすい、パワーを発揮できる腰の位置をサドルがサポートするように設定できました。最後にハンドルの取り付け角度と、デュアルコントロールレバーのブラケットの取り付け位置の調整をして、握りやすく手の平が痛くならない設定にしてフィッティングを終了しました。次にビンディングペダルのキャッチ&リリースを30回くらいトレーニングしてもらい。さらにクイックレリーズの使い方や、パンク修理の方法のレクチャーがあって終わりです。

 

その間に何でボクがフィッティングしなきゃいけないのか、坂間メカニックに聞いて見ると、マツナガ店長はインフルエンザで熱が出て、家で高熱にうなされているはずとのことでした。スタッフの森さんから日曜日のサンデーライドミーティングお願いしますと言われて、やっと事態を飲み込めました。土曜日の納車はこの1件だけで終了でした。ご夫妻と一緒に珈琲中山へ行ってイタリアンとクロックムッシュを楽しんでいると、元ビアンキ乗りのマスターが特別なリンゴジュースを出してくれました。

 

日曜日は朝イチでライドに参加する人からポジションを相談されました。まだスタートまで30分あるので、クリートの位置の設定の見直し、サドルの前後位置を後ろへ13mm引いて、取り付け角度を2mm前下がりに調整して尿道の圧迫を減らし、サドルの高さを4mmほど下げて膝の曲がりにゆとりを作って、少し走ってきてもらい、股関節周りの詰まり感を解消できて、クランクを回しやすくなったことを確認してもらいました。ハンドルの取り付け角度を調整して、上も下も握りやすいようにしてから、105のブラケットの位置を調整して、ブレーキレバーのストロークを調整ネジで近づけてフィッティングを終了しました。

 

13人で大関いちごに行ってたらふく食べて12時に帰ってきました。再び珈琲中山でお昼ご飯を食べてライドを続けました。珈琲中山では西武でパートの閉店と一緒に閉店した珈琲中山で使っていたエスプレッソマシンをいただいてしまいました。さらに珈琲ショップでマスターの友人の焼き鳥屋さんが差し入れた焼き鳥をごちそうしていただき、お昼ご飯と焼き鳥でお腹が一杯になってしまいました。そこから再び走り始めましたが、何となくですが3時頃になってお店の様子が心配になって戻ってみました。

 

帰り着くと、そのままお客様へのバイクのお渡しがあって、閉店までフィッティング三昧になりました。帰りはつくば牛久インターから高速に乗って、緑の新しい看板に誘われて、新しく開通した道路に乗ってさいたまへ帰ることにしました。ところがこの高速道路は片側1車線の区間だらけで、常総から坂東まで渋滞、道がぐねぐねしていて時速70kmの規制がかかっていて、実際には時速60kmから80kmで走行しています。どんどん久喜に近づいて、東北道と関越道への分岐があって、川越まで1時間以上かかってしまいました。これじゃ時間短縮じゃないよ、だめじゃん。ではでは。