クマさんのバイク専科

ついにメンテ本の最終打ち合わせが始まった!

サイスポのケンタくんとムック本の打ち合わせです。前回発売したメンテ本はすでに売り切れてアマゾンでプレミア付きの価格設定で売られています。Di2とメカニカルの新型9100系デュラエースが発売され、スラムのワイヤレス&電動メカのeタップも発売されました。

 

FSAの電動メカとか、新型のアルテグラの発売が間近というウワサも上がっています。新型デュラエースのメカニカルとDi2 が、今後のシマノの新型コンポーネントの取り扱いのスタンダードになるはずです。チェーンの長さの決め方とか、ストロークの調整方法、Bテンションボルトのローギヤとトップギヤでの微調整など手順が変更されているので確認が必要です。もちろん、しばらくは旧デュラエース、現行アルテグラ、105の取り扱い方も大事ですけどね。

 

そして、ワイヤレス&電動メカのスラムレッドのeタップも含めたバージョンのメンテ本が企画されて編集作業が進行しています。カンパニョーロにはポテンザが加わりましたが、リヤ変速機にBテンションボルト(シマノの呼び名だから誰かに叱られそう)現行モデルの11段コンポーネントと取り扱いに大きな変化はありません。

 

ハンガーの規格もだいぶ落ち着いてきたし、ハンガーシャフトが左右のクランクと一体になっていて、真ん中で噛み合うハースジョイント採用のウルトラトルククランクの構造が扱いやすいし、パワートルククランクのような大がかりな脱着工具が必要ないので定着しています。クランクの回転も明らかにスムーズだし24mm径のこのハンガー構造はしばらく継続されそうです。

 

シマノなどのディスクブレーキの取り扱い、旧台座や新台座のスマート台座のロードバイク用のディスクブレーキは必須です。リヤエンド幅142mmのスルーアクスルのフレームをどうすればいいのかも考えなくては。ホイールの着脱もキャリパーブレーキやクイックレリーズと変わっていますから。紹介する必要がありますね。

 

これから2ヶ月、主要な新製品をピックアップして、何を何ページやるか決めて台割りを作り、撮影用品のメーカーや輸入元への手配に始まって、いつものカメラマンを手配して、スタジオ撮影に入って、写真の切り出し、ラフレイアウト、約一ヶ月半の原稿書き、校正となり、10月発売になるはずです。