クマさんのバイク専科

6月の黒姫高原るんるん合宿の1日目!

金曜日の午後、クルマの中を整理して、工具、整備台、スモールパーツケース、予備パーツ、予備タイヤ、ウエア、固定式のローラー台、バイク3台とホイール3セットなどを積み込んで、忘れ物が無いように準備しています。そうだ、ミノウラの前輪を載せるトーラー台用のプラスチック製の台がつぶれたから、丈夫なヤツを手に入れなくちゃ。川越のショップに寄りましたがちょうどいいのが見つかりませんでした。

 

自転車業界は水曜日に展示会が集中します。ここ何週間は展示会が連続でショップのスタッフはお休み無しで頑張ることになります。今週はスラムのe タップの油圧ディスクブレーキ仕様の発表と組み付け調整方法の講習会、アソスの次期バイクウエアの展示会、マヴィックのチューブレスタイヤ&ホイールの発表、ビアンキの2018モデルの発表と取引条件の提示などの展示会や、ニューバイクやシマノの新型R8000アルテグラのメカニカルの試乗会が集中した水曜日を過ごして、少しお疲れ気味のスタッフが重い足を引きずって出勤となり、梅雨空の週末に突入です。

 

R8000アルテグラのメカニカルの出荷のファーストロットは、今月末にショップの店頭への展示になりそうです。そんなことを知り合いと展示会で話していると、ボリュームゾーンのロードコンポーネントの105の新型が年内に発表されるという噂が飛び交っていました。デュラエースのメカニカルと電動メカに続いて、デュラエースの目玉商品の、油圧ディスクブレーキとパワー測定クランクが、アルテグラのメカニカルコンポーネントの出荷とほぼ同時になります。Di2アルテグラは12月発売予定で、シンクロとセミシンクロのプログラム変速化が盛り込まれます。

 

クマジジイはスラムの油圧ディスクブレーキ仕様の、スラムレッドのeタップレバーのフールドのブリーディングの方法の講習会に興味がありました。器具やフールドやボルトの位置の違いはありますが、エアー抜きのブレーキレバーのタッチをカッチリさせるとか、基本作業の内容はシマノと同じです。メカニックにとっては、新たなメンテナンス作業ノウハウの引き出しを作る必要がありますが、ユーザーには、ブレーキレバーの引きの軽さとストッピングパワーの向上、レインコンディションでのブレーキングの変化が少ないこと、メンテナンスフリー化などの大きなメリットがあります。

 

シマノのハイドロフォーミングのディスクブレーキのメンテナンス経験があって、フールドや油圧ラインの取り扱いに慣れていれば、スラムのディスクブレーキの作業工程には問題なく対応できて、きっちりしたブレーキレバーのフィーリングに仕上げられます。ブレーキパッドの交換も消耗の見極めも同じようなものです。

 

そんなことを振り返りながら荷物の積み込みをしていました。助手席のスペースと、後ろの座席のスペースを確保して、夕方に仕事終わりのオリーブさんとヴェジタリアンSさんをピックアップして、インドカレー料理屋で大きなナンの夕飯を食べて、長野へ向かってスタートします。川越インターから野尻湖信濃町インターまでは約250km、黒姫高原のロッヂこまづめまでの2時間半か3時間のドライブになります。エコタイヤの空気圧を調整して、オイル交換して、ロングドライブに備えます。

 

黒姫合宿用のオレンジジュースとか牛乳とかの買い出しは、到着時間を考えると、今日は地元の第一スーパーではできそうにないので、黒姫のセブンに立ち寄って調達することにします。梅雨時なので天気が心配ですが、新潟の日曜日の天気は曇りのち雨、さてどうなることやら。仕事上がりでのクルマや電車で、黒姫高原へ移動される黒姫合宿へ参加者の皆さんもいます。1日目の土曜日は朝9時にフィッティングをスタートしました。午後からのポジションを確認するライドは、お昼ご飯を野尻湖畔のランバージャックで食べて、標高1000mの斑尾高原スキー場を経由して、60km走って黒姫高原へ帰りました。ではでは。