土曜日のマジカルミステリーツアー、風速７mというのはちょっと考えられなほどの強さです。油断していると横風を受けて農道から押し出されて転げ落ちそうでした。千代田へ移動して、大関いちごでたっぷり美味しいいちごを食べました。今年はいちごのとれる量が少ないみたいです。予約でいちごがりを受け付けていました。大関いちごで温室育ちの葉っぱの柔らかい春菊とサニーレタスを手にいれて、イタリアンのシェフにプレゼントしました。お昼ご飯は、小美玉のイタリアン、イルコンパーニュでランチセットのワタリガニのクリームスパゲティと、温かいスープを楽しんでからスタートでした。ボクはサポートカーで追走しました。
イタリアの旗がバタバタしていて、風はドンドン強くなっていました。とても西のフルーツラインへ向かえる状況ではありませんでした。というわけで、東へ向かえばいいんじゃないかというのは、あまりにも単純なアイデアかも。でも、風は断続的ではないから、背中から風速７mの強風が押してくれそうなので、まずは茨城空港方面へ向かってスタートしました。追い風は恐るべし！。追い風にぐぐっと押されて、少しクランクを踏み込むと時速４０kmオーバーで走ることになり、クルマの流れに乗って走れています。しばらくすると茨城空港をかすめて、さらに、追い風に乗って、もっと東へ向かって走ることになりました。何せ時速４０kmを楽々キープできるのですから、どこまでも行きたくなっちゃうのは人情ってものでしょう。
調子に乗って走っていることは百も承知でしたが、追い風で空気抵抗を感じないばかりか、けっこうな上り坂でもグイグイ押されているので、スイスイ楽に上れてしまいます。そんな調子で走っていると、Nさんのクリートが緩んだのでコンビニ休憩することになりました。SPDペダル用のスチール製の小型のクリートです。２本ボルト止めのクリートがガタガタになっていました。足の向きに合わせて再調整して固定しました。もうすぐ水戸市内に入って大洗の海岸線に出て、しばらくは強烈な向かい風のなかを北上して、水戸市内へ向かって走ることにしました。
ところが、太平洋を右手に見ながら国道を北へ向かって走ると、あまりの向かい風や横風に、ちっとも前へ進みません。３時を越えるとドンドン気温が下がってくるので、ここでライドを止めてクルマでつくばへ帰ることにしました。追い風ながら瞬間最大速度４５kmという、少しスピードを上げ過ぎて、走り終わって脚がドヨ〜ンとしているようです。
日曜日のライドも日中に５mの強風が吹く予報でしたが、９時のスタート時はそよ風のような穏やかさでした。このままなら走行距離を伸ばせそうでした。ところが、吉沼付近から風が強くなって来ました。石下に向かって、小貝川の土手に出ると猛烈な横風で、斜めに走ったり、風に押されて走行ラインが定まりません。前を走るライダーが斜めになっていました。小貝川の土手の下へ降りる道を探して走ってみると、かなり横風は収まり斜めになって走るような状態から開放されました。遠くに見えていた石下のお城も、土ぼこりに包まれていましたが、だんだんシルエットが大きくなって来ました。
とことが、お城へ近付こうと西へ曲がると、とんでもない向かい風で、平地なのにインナーギヤで時速１５kmキープが一杯一杯です。グループライドはこういう時に後ろに付いて走ると凄く楽ですね。とにかくお城に向かってインナーギヤでぎこぎこ踏み込んで走りました。目的地の石下の団子屋さんはもうすぐです。みたらし団子とゴマだれの団子、抹茶にあん団子という組み合せで頼みました。ゴマ団子を食べていると、５分くらいで温かい抹茶が出てきて、あん団子も添えられていました。これで小腹は満たされました。帰りは追い風のはずなので楽しみです、石下からつくばのショップへひとっ飛びの予定です。
石下方面からつくばへ向かって５m以上の強烈な追い風でした。最初は遠慮気味に走っていたのですが、ここまで追い風が強いと、ちょっとはスピードを出してもいいかなと、アウターギヤにしてくるくる回しました。時速３０kmキープは楽にできました。真っ直ぐな農道では時速４７kmまで上がりました。つくばから石下までクルマの少ない道を選んで、かなり遠回りしました。行きは２時間半かかりましたが、帰りは４０分でした。空気抵抗ってライダーのパワーを大きく消耗させるし、逆にプッシュしてくれますね。コーナーを曲がると風向きが変わってけっこうハンドリングに影響があるので、緊張したせいか、妙に疲れました。またつくばを走りましょう。ではでは。
