クマさんのバイク専科

筋肉痛が大発生!、「走れる」のが羨ましい!

 

毎週末につくばをウイークエンドライダーとして走っています。なんとかロードバイクで走ることは「走って」いますが、ここで言う「走る」とはランニングのことです。身の周りに、知っているだけで2人もフルマラソンを走る人がいます。ついこの間の2018年の東京マラソンの参加抽選に当たって出場した増4とーちゃんと、2017年のつくばマラソンに出ているスポーツバイクつくばマツナガのスタッフの森みちこさんです。しかも、森さんはつくばマラソンを3時間半くらいで完走しています。

 

森さんは早朝に1時間以上走って、家事や仕事で忙しいスケージュールなので、時間を有効に使う独自のメソッドで、こつこつマラソンを走り切るベース作りをしているらしく、次は、約1ヶ月後の霞ヶ浦マラソンにエントリーしているらしいです。昔はマラソンを走るだけでなく、ハンディキャッパーのランナーのためのガイドランナーもやっていた経験があるそうです。ということは相当に走れたんじゃないだろうか。森さんはバイク乗りでもありましたが、結婚して女の子を3人育てて、10年以上のブランクがあってから、少し余裕ができてランナーとしてつくばマラソンに復活したのが数年前でした。その時もフルマラソンを3時間台で走ったはずだから只者じゃないですね!。

 

昔はボクもランニングを苦手ではありませんでした(信じられませんが!)。ただし、ロードバイクで走るのと比較すると、景色が変わるスピードが遅くてまどろっこしくなる感じがして、トライアスロンのコーチをしていたのに、だんだんランニングをしなくなりました。25歳頃にはラグビーやサッカーを遊びでやっていましたが、それが唯一脚で走る運動になりました。その頃の食事といったらめちゃくちゃで、お昼ご飯は焼き肉屋さんのランチセットで、ご飯を丼3杯にキムチ6皿、夜は中野の飲屋街の大新で鳥刺し20人前、手羽先の焼き鳥80本をペロリトたいらげて、東中野の四国屋さんへ移動して肉刻みうどんを2杯、さらに新青梅街道沿いの喫茶店でカレーライスを食べていました。

 

8時間運動していたころと食べる量が変わらない、というより増えてしまい、走る側から走らせる側になって、スポンサー獲得活動とか、メカニックサービスやレースサポートの仕事で、とことん運動不足になってしまい、体重が100kgを越えて増えたし、自転車に乗る時間も少なくなってしまい、いつの頃からか自分で体を支えるランニングを思い通りにできなくなっていました。

 

人間ここまで退化するのかと、恐ろしいくらい運動できなくなって、平坦な舗装路のウオーキングも辛くて、ましてやトライアスロン選手の強化のために課題にしたクロスカントリーウオーキングは、側に付き添って芝生の張られた丘へ上ってタイムキープをするだけで息切れする始末でした。ウッドチップのトラックにスイム出身選手のランニング強化のためのトレーニングに行っても、ロードバイクで後ろに付いて行くしかありませんでした。続けてゆっくり走って、小さい路面からの衝撃による刺激や、体を1Gの環境で支えることで、体幹の筋肉を刺激するのが目的のトレーニングでした。

 

トップスイマーで心肺機能が発達していても、水中でトレーニングしていた時間が長いほど、体を支える筋肉の発達が未成熟で、心肺機能がいいだけに、無理矢理体をランニングでも動かせて、脚の筋肉や体幹の筋肉が発達していないので、オーバーロードしてケガをしやすいのです。まず走れる体を作るトレーニングに時間を費やしました。そんな、ウッドチップコースのウオーキングから始めて、デイパックにペットボトルを入れて背負うウオーキング、山坂の不安定な路面に対応して歩くクロスカントリーウオーキング、ペットボトルを背負ったクロスカントリーウオーキング、イージージョグ、ランニング、インターバルランニングへと時間をかけて移行して行った、ラントレーニングのことを思い出しました。

 

すっかりランニングできなくなってしまいました。ロードバイクばかり乗っているので体が衝撃に弱くなってバイクに特化した分けではなく、単純に仕事が忙しいのと、運動したいと言う気持ちがダウンした時期がありました。バイクで走れば、ウイークエンドライドで筋肉痛が大発生で、日常の歩行だってよちよち歩きでおぼつかない状態です。ランニングなんて思いも及びません。42.195kmを走るなんて凄すぎます。森さんによると歩くとかえって疲れるそうで、走りをキープした方がダメージを受けないそうです。

 

確かに2018年のつくばマラソンの日も、とまったり歩いたりいないでほぼ目標タイムで入りました。けど少しオーバーしたのが悔しいと、その日にお店に出て働いていたのを思い出しました。筋肉痛はあるけど動いていた方が楽なのだそうです。そこえ行くと毎週末ロードバイクで50kmから100kmを2日続けて走って、筋肉痛で脚がギクシャク動かないで、また週末まで疲労を引きずっているのっていかがなものなのか。しかし、ランニングなんて考えられないし、まともに歩けもしないのに、ロードバイクで走れるっておかしいな。金曜日の夜は股関節を旋回させるストレッチングをして眠り、土曜日の朝は走り出して30分は時速20kmくらいでゆっくり走って、薄らと汗を書くまでウオーミングアップして、やっと体が動き出すというルーティンを繰り返しています。

 

こうすると日曜日のライドをスタートから脚が動いて楽に走れます。ウオーキングやランニングで刺激される脚や体幹の筋肉は、ペダリングで使う筋肉そのものではありませんが、ペダリングだけでは発達しにくい体幹の筋肉を刺激してくれて、脚を踏み込むパワーの強化や腰の安定に深く関連しています。バイクに乗るだけでなく、ウオーキングやジョギングの刺激も加えると、ペダリングをサポートする筋肉のトレーニングになって、バイクの走りを強化できます。とにかく無理なくゆっくり歩くことから始めようと思っています。ではでは。