クマさんのバイク専科

佐渡ロングライド前日のバイクの準備!

海はうねっていました、2時間40分の佐渡汽船フェリーの大揺れの航海を経て両津港へ上陸しました。両津の旅館で荷物とバイクと工具や整備台やケミカルをロビーに置いて、このイベントは前日受け付けなので、佐渡ロングライドの受付に提出する車検証を作りました。1週間前に送られて来た引換証を持って、ゼッケンとセンサーを受け取りに行くグループは、佐和田浜へサポートカーで向かいました。受付け会場からの帰りには、美味しい佐渡のお米を手に入れたようです。オリーブさんはトキ米をスーパーで大量に手に入れていました。タケちゃんも家へ送ったそうです。

 

昔は佐渡ロングライドの参加記念品として数キロプレゼントされていたのですが、最近はそれが無くなったのでみんな自分で手に入れているのです。旅館でも朝夕に出してくれますがこのお米は美味しいですね〜。スーパーコシヒカリだそうです。夕方の6時には、両津港へレンタカーを受け取りに行くので、それまでにはバイクの整備とチェーンのクリーニングと注油をしておきたいと、旅館のロビーに整備台と工具とケミカルを持ち込んで、参加者のバイクの整備を開始しました。

 

チェーンの油汚れをワコーズのBC-8をスプレーして洗い流し、ホルメンコールの摩擦低減樹脂入り潤滑油のルーベエクストリームを1コマずつ塗ってから、チェーンを1分くらいドライブして、チェーンの内部やプレートの接触面に摩擦を減らすナノコーティングしておきました。テフロン系の潤滑剤のようなドライ潤滑ではなく、湿潤状態でのドライブになります。チェーンのドライブ音も小さくなって、抵抗も減りチェーンの動きが改善されます。摺動部分にコーティングできたら、ホコリが付くので余ったオイルはウエスでふき取りました。

 

まずは、ボトルケージの固定の緩み、サドルバッグの固定台座の緩み、シートポストやヤグラの固定ネジの緩みを確認して、ステムのコラムへの固定とハンドルの固定を確認しました。フロントブレーキだけをかけて前後へゆすってヘッド小物のガタをチェック。メカニカルや電動のインデックス変速の確認と微調整。電動メカの場合は電池残量の確認。ブレーキレバーのストロークの調整やパッドの残量の確認。ホイールの振れとタイヤの傷をチェックしてパンクの可能性を低下させて整備終了です。

 

そんなバイクの調整を終わりかけた頃に、朝から佐渡を走っていたと言うタケちゃんがやって来ました。いきなりタイヤがないですかというので、タイヤトラブルが多いざくそんさんの予備に用意している、クリンチャータイヤのコンチネンタルのグランプリ4000とチューブを渡しました。受付会場には出店があって、バイクパーツが手に入る受付会場にいる仲間に電話して、予備チューブを2本買って来てもらうことにしました。大王Kさんがチューブの規格の確認の電話を入れてくれました。これでタケちゃんは明日も予備チューブを持って安心して走れます。

 

受付からみんなが帰ってきたら、ライダーが通過した地点をスマホでチェックできるセンサーのバイクへの取り付けと、補給食を入れるバッグやヘッドライトの取り付けです。ボトルの水は朝コンビニで手に入れる予定です。210kmにチャレンジするNチーフプロデューサーのプロジェクトMのドロップバーはチネリのRAMで、上の部分が楕円の大口径で、持って来たライトのバンドが届かないことが発覚。スペアパーツにキャットアイのボルト1200があったので、早速充電を始めて、バンドを通常とは反対の下側に台座が付くように取り付けて、さらに、ザバスのピットインゼリーとビスケットを入れた補給食を入れる、グレゴリーのウエストバッグをドロップバーへタイラップで取り付けました。ほぼ準備完了です。ではでは。