クマさんのバイク専科

今週末のつくばは気温が「半端ない!」

 

4カ国で行うロシアワールドカップの予選リーグの最終段階ですね。コロンビア、セネガル、ポーランドは、全ての国に世界レベルのストライカーがいて、しかもFIFAランキングも日本より遥かに上位国でした。さらに日本に不幸だったのか幸いだったのか、縦に攻めるのが好みの外国人監督の指揮で直前の練習試合で4連敗して、日本協会が選んだ監督がワールドカップ直前に更迭されて、日本人監督に変わってチームメンバーが選ばれて、開幕直前の練習試合でやっと最後に勝ったものの、世界のメディアやブックメーカーは、ほとんど勝ち目がないと言われていました。ロシアと日本の時差があるので、ライブで深夜の試合を見るのはかなり体力を消耗します。熱中症の原因になりかねません。

 

あまりあてにならない感じの世界ランキングですが、ここ20年で日本は一番低い62位です、1勝1分けの日本の下克上はなるか?。木曜日の夜に勝ちか引き分けで日本の予選リーグ突破が決まっているといいですね。でもね〜、予選リーグを突破したら突破したで、決勝トーナメントで待ち受けているのは、本当に「半端ない」国ばかりです。優勝賞金42億円、総額100億円を越える報償金が用意されています。ワールドカップの予選リーグに参加するだけで、支度金1億5000万円、放映権料など9億円がプラスされて支給されます。

 

アルゼンチンのメッシや、ポーランドのレバンドフスキーなどの超エースストライカーが、ワールドカップのチームメンバーとの連携で苦しんでいます。脅威になるエースストライカーへの球の供給ラインを遮断して、例えパスが通ってもいい状態で供給できないようにして、エースストライカーにいい態勢で受けられないように徹底マークが付いて、得点能力を極端に低下させています。周りの選手は、クラブチームのような選りすぐりのメンバーで無いのも、エースストライカーとしての輝きを失う原因なんでしょうね。苦しみながらもかいくぐって、得点しているポルトガルの点取り屋のロナウドは凄過ぎます。62試合の頂点に立つのはどの国なのかな。睡眠不足に要注意です。

 

今週末の土曜日の曇り後晴れと、日曜日の晴れのち曇りの天気は、気温32度という予報です。30度越えるともなると、よく寝るなど、熱中症と日焼け対策をしなければ。UVカットクリームかUVカットのアームカバー、吸汗蒸散生地のバイクジャージってとこかな。炎天下を走るならバイクボトルを2本は必要ですね。走行距離にして20kmから30km、1時間半から2時間走ったらコンビニ休憩します。冷たい水と氷が必需品になります。キャメルバッグのポディウムアイスの保冷バイクボトルなら、バイクボトルを押して中身を飲みやすく、氷をバイクボトル一杯に入れて、冷した飲み物を注いでスタートすれば、気温30度越えの炎天下でも、2時間から3時間は冷たい飲み物が飲めます。

 

体温より10度から20度冷たい飲み物は、体への吸収も早いし、美味しく感じますし、水分補給だけでなく体温を下げる効果も期待できます。体に水をかけてクーリングするにも、氷水だと刺激があって気分的にもシャキッとして集中力を取り戻せます。冷たい水でなくても、首筋、肩、腕、脚など、体へかけると、体に当たる風が水を気化させて、湿度によってもクーリングの効果は違いますが、汗の気化と同時に、体の熱を奪って体温を下げられます。

 

気温25度くらいから、走っていればすぐに、筋肉を収縮させる運動エネルギーを生み出すために体温が上昇して、全身から発汗しています。ところがバイクライドの場合は全身に風が当たり、水分は気化してすぐに乾いていくので、さらっとしていて汗をかいていることに気が付きにくいのです。信号などで止まった瞬間に汗が肌にしみ出す感じを味わったことがあるはずです。その、バイクウエアの蒸散生地が肌から汗を素早く吸い上げて気化させたり、肌をおおう汗を風が乾かして、体温を下げていてくれたのです。全然汗が出ていないと思っても、実は汗をいっぱいかいて体温調整しているのです。

 

ということは、体は水分とミネラルを放出して失っています。水分は飲んでから吸収されて汗になるまでに時間がかかります。だから、「脱水気味ですよ」という体からの信号の、「喉が乾いた」と感じる前から、水分とミネラルの補給を始めることが大切です。水分を失うと発汗による体温調整機能が低下します。体温が上昇するとコントロール機能を失って、ケイレンが始まったり、意識レベルが低下したりして危険です。おかしいと感じたら、日陰の風通しのいい場所ですぐに休んで、首筋や頭や太ももに冷たい水をかけてクーリングして回復させます。

 

飲めれば1回に100mlから150ml飲んで喉をうるおします。体が一定時間に水分を吸収できる量は限られています。だから喉の乾いた感じにまかせて、満足するまでの量を飲んでしまいがちですが、300mlとか500ml飲んでしまうと、胃に飲み物が残って胃壁を刺激して、気持ち悪くなったり、満腹感が発生して、飲む気がしなくなってしまうことがあります。そうなってしまったらおかしなことになります。喉が乾いているのに、お腹がいっぱいで、もうこれ以上飲みたくないとなるのです。そうなった時には水を100mlくらい口に含んでうがいをしましょう。喉が湿りを感じたら吐き捨てます。これで喉の渇きはおさまります。

 

水を体へかけるときは、バイクシューズに水がかからないように注意して、暑い日のライドではバイクボトルの水を体にかけるクーリングをぜひ試してみてください。保冷バイクボトルの冷たい水の効果は抜群です。バイクボトルを押して中身を押し出しやすので、開閉の必要ないバルブを採用したポディウムアイスがお薦めです。保冷性能を飛躍的に高めてくれるのが、ステンレス中空ボディのバイクボトルです。一般的なボトルケージにおさまります。

 

ステンレス中空のバイクボトルは数種類ありますが、ポップオフバルブタイプのエリートのポディウムはカタログ落ちして、新しいモデルがリリースされています。中空ステンレスボトルは、開閉機構がボタンを押すとフタが開閉するタイプになっています。ボトルケージから保冷ボトルを取り出して、飲み口の向きを調整してボタンを押してフタを開ける動作が必要になります。保冷性能はプラスチック製の保冷ボトルと比較して圧倒的で、氷を半分ほど詰めて冷たい飲み物を入れれば、6時間から8時間は冷たい飲み物を飲めます。

 

飲んだり、体へかけてクーリングしたり、1時間半に1本(500mlから600ml)飲み物を消費するとして、3時間はノンストップで走れます。1本は水、もう1本はミネラルや糖質を補給できるスポーツドリンクというパターンで週末は走ろうかな。もう少し暑くなったらポディウムアイスと中空ステンレスボトルの組み合せにします。土曜日のマジカルミステリーツアーは、冷やし中華か冷製パスタを食べに行きたいな。日曜日のSRM兼マジカルは日陰たっぷりのコースを走ります。終盤に牛久つくばインター近くのお店で、スイカを切ってもらい、おばちゃん手作りの俵型のコロッケと肉汁じゅーじゅーのメンチカツを食べたいな〜。ではでは。