クマさんのバイク専科

ライドには水や飲み物や氷を用意しました!

 

 黒姫高原るんるん合宿で走る場所は、標高が黒姫高原で700m、斑尾高原や戸隠高原、笹ヶ峰高原は1000mと高いので、関東平野より遥かに涼しく、日中でも水分補給と体へ水をかけるクーリングさえすれば快適に走れます。しかも、日が傾いて山並みに沈見始める3時ころから気温が下がります。黒姫合宿では、ライドにルーフキャリヤに5台のバイクをセットできる、サポートカーが付いて走ります。体力に自信のないライダーも、上りで疲れる前にサポートカーへバイクを乗せて移動して、下りや平地に出てからライドを再開すればいいので、走行距離50kmのライドを経験していれば、ビギナーライダーでも気軽に参加できます。

 

今回の7月の黒姫合宿には初参加の女性ライダーが2人いました。1人はロードバイクが始めてのN奥様です。バレリーナとして鍛えた体幹を生かしてまったく上半身がぶれることなく野尻湖畔の周回路やタングラムへの7%の上りを走っていました。もう一人は、アンカーカーボンのDi2仕様でsんデーライドに参加しているIさんです、2日のライドを完走して、黒姫高原、斑尾高原、上越市へのライドを全力で楽しんでいました。エアコンいらずで眠れる森の中のペンション、素材にこだわった美味しい食事。楽しんでもらえたみたいです。黒姫合宿参加を考えている方はIさんに様子を聞いてみてください。

 

ライドイベントで経験したことのない、フィッティング&ライドの組み合せで、固定式のローラー台で、クリート、サドル、ハンドル、ブラケットの位置を調整して、リディングポジションを最適化して、快適でパワーを発揮できるポジションを実現して、快適なフィールドを走りながら、さらに微調整して煮詰めていくライドを実施しています。走り仲間との出会いや、体の動かし方の気付きや、快適に走るメソッドの体験をできます!。8月の171819日のロッヂこまづめが拠点になる黒姫合宿と、ペンションもぐを拠点に開催することになった、9月の21、22、23日の黒姫合宿への参加をご検討ください。9月の黒姫合宿は1泊2日での参加も可能です。

 

ライドは、グループに無理をして付いて行かなくても、マイペースで完走狙いで走ることも可能なサポート体制です。二股のコースや曲がる場所には必ずサポートカーや走る仲間が待っていてくれるから、コースをロストすることもありません。もし、迷っても携帯で連絡すればサポートカーが迎えに行きます。 黒姫高原の標高は700m、斑尾や戸隠は標高が1000mあるので快適に走れます。野尻湖、妙高高原、光が原への走りは、クルマも少なく、15km、20km、40kmのスーパーダウンヒルを楽しめる、ダイナミックなコースで信州の景色を満喫できます。どのコースでもサポートカーが付きますから、荷物をクルマへ載せて、プロライダーみたいに、身軽な装備で走れます。メカトラブルにも整備台やフロアポンプや工具や予備ホイールを積んでいて対応できるので、すぐにライドへ復帰できます。

 

サポートカーにはアイスボックスが積まれ、コーラ、ミネラルウオーター、オレンジーナ、オレンジジュース、トマトジュース、補給食はグラノラバー、ヴェスパ、アミノバイタル、バナナなどを積んでいます。適当な時期に停車して補給することになります。 ライドの途中で冷たい水を体にかけて気持ちと体をリフレッシュするポイントを設定して、走りながら水かけによるクーリングも実施しています。熱中症のことも配慮して、走るコースは参加メンバーの状況を見て変更しています。クルマのなるべく少ない旧道を選ぶこともあります。国道18号線と平行している道を走ることもあります。

 

参加者に自分の走りをアピールしたい方、競争したい方、長野で走り込みたいというトレーニング目的のライダーにはもの足りないプログラムなので、このイベントには参加しない方がいいと思います。自転車生活を向上させたいと思っているライダー、もっといいポジションがあるのではと疑問を感じている方、ロングライドをもっと快適にパワフルに走りたいと思った方が、ポジションの最適化や、ライディングテクニックや上りのペース配分など、気付くことで次につなげる、もっと自転車生活を楽しくするために参加するイベントです。

 

フィッティングは、ライダーそのものがクリート、サドル、ハンドル、ブラケットの位置を最適化するためのゲージと言う考え方で、脚の長さを測って係数をかけて最適なサドルの高さを計算するやり方ではありません。フィールドを走り出す前、固定のローラー台で無理のないポジションを作り出す、ライダーの動きや姿勢をみて調整するフィッティングで、ポジションの最適化を行います。

 

関東平野のコースではなかなか体験できない広大なスケールの、アップダウンのあるクルマの少ないチャレンジングなコースで、フィッティングの効果を確認する適度な距離のライドを楽しみながら、休憩ごとにポジションを微調整して煮詰めていく合宿です。ライドは、競技者向けの強化トレーニングではありません。3日ある場合は中1日のライドは、ブレーキング、変速、コーナーリング、ダウンヒル、ダンシング、ペダリングなどの、安全に速く走るための、ライディングテクニックを身に付けるレクチャーを開催する場合もあります。

 

リピーターの方で走るコースを知っている方は、設定した休憩ポイントまでマイペースで高速走行するのもいいと思います。ライド中の基本的な走り方は、ペースの合ったライダーがグループを作ってライドするか、グループから千切れても、体力に合わせてマイペースを守って走り、完走を目指すライドですから。サポートカーは先頭のライダーから、最後尾のライダーをサポートするので、コンビニや駅などの休憩ポイントを設定してライドを進行しています。その間に平地、上り、下りの走りを見て、ポジションの修正点を見つけては、休憩中に微調整してポジションの快適度を高めます。

 

ポジションは体力の変化や筋力の変化、走る距離や走る場所などで微妙に変化します。3ヶ月くらいで見直すといいでしょう。新しいバイクシューズへの変更、ビンディングペダルの変更でも、クリート位置の設定が変わります。時にはホワイトの修正ペンの白い線の幅以下の微調整が必要なことがあります。ライダーによっては微調整の違いがわからない場合もありいすが、足をペダルにセットして、動かせる構造のペダルシステムでも、1mm以下のクリートの移動でペダリングのフィーリングが変わります。足を動かせるからクリートの取り付け角度はテキトウでいいんだと言うのは間違いです。前後位置はペダル軸と母指球との関係に関わり、脚の筋肉にかかるストレスの位置がちがいます。Qファクターに関わる左右の足の開きはクランクの回しやすさに関係します。

 

ある程度クリートの取り付け角度を煮詰めたら、キャッチ&リリースをスムーズに行えるかをチェックしてください。クリートの取り付け角度を1mm単位で移動して、もっともスムーズに着脱できる取り付け角度を探します。足の自然な向きに合わせられると、スムーズに足を着脱できるようになります。このクリートの調整の段階から黒姫合宿で調整すれば、クリート位置を最適化する模索の時間を短縮できます。足踏みや、固定式のローラー台による低負荷と高負荷の状態のペダリングを見れば、ほとんどその後の修正の必要がない、おおよそのクリートの位置に設定できます。最終的にはフィールドを実際に走って、疲労してきて脚のクセが出たところで、さらに煮詰めのフィッティングを行います。

 

自分でクリートを設定して、いい位置に設定できたと感じても、実際に40kmとか50kmペダリングすると、膝関節や周辺の靱帯や筋肉に違和感が発生したり、痛みが発生するような場合には、足の自然な向きにクリートを取り付けても膝関節にストレスのかかる珍しいケースのライダーです。この場合はとても対応方法が複雑で難しいので、直接フィッティングの相談にきてください。ブランクになっていた9月の合宿は3連休で開催します。21日に前日泊、22日にフィッティング&ライド。23日にライド&ライディングテクニックっセミナー。24日はライドと言うスケジュールで実施予定です。参加申し込みは黒姫高原るんるん合宿のホームページか、ミクシイまたはミクシイのメッセージなどでお願いします。参加をお待ちしています。ではでは。