クマさんのバイク専科

今週末からユニック装備で走ろう!

スポーツバイクつくばマツナガに入荷したユニックのCO2インジェクションプロの炭酸ガスカートリッジ式携帯ポンプは、
入荷してすぐの週末に携帯ポンプユーザーと、炭酸ガス携帯ポンプをすでにお持ちのお客様へ、
注入時の炭酸ガス漏れが起きないことを説明すると、お買い上げいただき売り切れました。
炭酸ガス式ポンプの便利さは分かっていても、果たして巧く炭酸ガスを注入できるのかを心配されたのが、
このモデルでは解消されているし、カッコもいいのでヒットの予感がします、またすぐに入荷するかな?。

いままではドイツブランドのSKSの旧型のエアチャンププロを使っていましたが、
注入時のフレンチバルブの差し込みの深さの具合とか、アダプターの角度を動かさないようにキープしたり、
トリガーを引いたときのガス漏れにはけっこう気を使って炭酸ガスの注入作業をしていました。
炭酸ガスの注入を何度か経験していても、そうそうパンク体験しているわけがないので、
炭酸ガス式携帯ポンプのモデルによっても違う作業のコツをつかんだと思っても、手の感覚が忘れてしまうんですね。
そもそも、炭酸ガスの漏れが起こりやすいのは、フレンチバルブと確実に接合できないアダプターの構造が問題ですね。

旧型のエアチャンププロは丸っこいデザインで、オレンジ色とグレーの樹脂製でなかなか可愛いデザインでお気に入りでした。
ロックシステムとかトリガーとかよく考えられているんですけど。
新型のエアチャンププロはブラックの外観で精悍になりましたが、
アダプターは府連とバルブへ差し込むだけで旧型と同じ構造だし、
炭酸ガス注入のトリガーのロックシステムも付いていますが、基本機能に余り進化はありませんでした。
これなら旧型のままでいいやと使い続けていました。

ドイツのエンジニアのデザインを採用したレザインから、アルミ合金製ボディの炭酸ガス式携帯ポンプも登場して、
ヘッド部のアダプターはフレンチバルブへねじ込むタイプになり、炭酸ガス漏れはほとんどなくなりますが、
このモデルには炭酸ガスの注入のためのトリガーはありません。注入までの手順は、アダプターをフレンチバルブへねじ込んだ状態でヘッド部分をキープしながら、アルミ製のケースをねじって、炭酸ガスカートリッジを押して、
ヘッド部分の針先で破ると炭酸ガスが注入される構造です。
ヘッド部のキープとねじって封を切る、2つの作業を同時にやる構造でした。

そこに登場したのが元レザインのエンジニアが独膣して起こしたブランドのユニック、
炭酸ガスカートリッジ式の携帯ポンプのCO2インジェクションプロです。
ねじ込み式アダプターの採用でガス漏れなしはレザインと同じですが、ヘッド部の後ろに炭酸ガスの注入ボタンが付き、
封を切ってからボタンを押して注入できるので、注入に集中できて確実に作業できます。
実際に使ってみて、気が付いたことを改善しました。

炭酸ガスカートリッジを逆さに入れて、ボトルケージの台座に取り付けたホルダーにセットして運んでいる時に、
アルミケースの中で炭酸ガスカートリッジがカタカタと動くのを防ぐために、
22mm径で14mmの穴が開いた2mm厚のゴムパッキンを手作りして接着して効果があったので、
ホームセンターで市販品のゴムパッキンを探して手に入れ、ヘッド部へゴム系ボンドで張り付けて、音を解消しました。

さらに、ボトル台座へ取り付ける樹脂製のアダプターをみつけました。
ブラックバーンの樹脂製ケージは2つに切って2個のホルダーとして使えます。
もう1つは加工無しで使える樹脂製ラチェット式閉鎖機構付きのアダプターで、
SKSのPUROポンプ用のラチェット式樹脂製ホルダーはそのまま使えます。
アダプターだけを手に入れて、ボトル台座へ取り付けて、CO2インジェクタープロをセットして使うことにします。
予備のカートリッジはサドルバッグへ1本入れておきます。ではでは。