こう見えてもお尻がデリケートにできているらしく、４０年以上前からスポーツバイクのサドル選びと、
前後位置や取り付け角度や高さなどのセッティングに悩み続けています。
それは、今になっても変わらないというより、よりデリケートになっていると思います。
特に体重がここ数年で２５kgも落ちて、ダイエットに成功してなんてことになるのでしょうが、
自然に食べられなくなって、馬鹿食いをできなくなったタイミングと、
毎週末の土曜日と日曜日に、走行距離１００kmを目標に走り始めたのが一緒だったのです。
体脂肪も１５％台に減って、問題腹筋の減少とお腹廻りの体脂肪になりました。
お尻もふた回り小さくなって、体脂肪や筋肉量が減ったぶん、快適なサドルもどんどん変化しました。
ブルックスのプロフェショナルやコンペティションで始まったスポーツバイクのサドル選びでしたが、
ブルックスのスワロー、イデアル９０サドルや１６３、ユニカのプラスチック革張りサドル、
セライタリアのターボ、ターボマチック２、ターボマチック３などの他。
セラロイヤル、セラサンマルコのコンコール、コンコールライト、カンパニョーロのエアバッグ入りサドル、
アルミレールのターボライト、ゲル入りのバイオターボ、サンマルコのリーガル、ロールス。
フィジークのアリオネスタンダード、アリアンテ、ロンデュネ、ロンデュネレディース、アリオネカーボンレール、
アリオネCX、アリオネCXカーボンレール、アリオネトライ２、アリオネトライ２カーボンレール、
アリオネK1トライアスロンカーボンレール、アリオネバーサス、R1アリオネカーボンレール、R３アリオネCX、
アリアンテバーサス、スペシャライズドのBGフィットシリーズ3種類、アスチュート、
SMPなどを手に入れて、試乗した記憶があります。
サドル選びは走り込む量が変わったり、筋肉の状況や体脂肪の状況などで、どんどん快適に走れるサドルが変わります。
穴開きサドル、溝付きサドル、ゲル入りサドル、パッドの厚いものや薄いもの、カーボン製ベースや樹脂製ベース、
カーボンレールやチタンレール、ストールムクレールや中空レールなど、色々な素材が採用されていて、
サドルの上の面のデザインや絞り具合も、後ろの幅も違います。
でも、そんな多様なサドルを手に入れて試すのは大変です。
そこで、試乗サドルのレンタルをスポーツバイクつくばマツナガで企画しました。
1回1個２週間、交換作業やフィッティングも含めて１０８０円で試すことができる予定です。
試乗レンタルのためにサドルをいくつか手に入れました！。
同じBGサドルなのに毎年のように外観が変わってしまったり、
形状もパッドの厚さやクッション性も変わってしまうモデルもあるので、サドル選びは要注意です。
フィジークのサドルもライディングフォーム、腰椎や背骨の曲がりでモデルを選ぶことが提唱されていますが、
それがズバリ当てはまる分けでは無さそうです。
それは、柔軟性や骨盤の傾きや筋肉の付き方、体脂肪の付き方で違います。
BG サドルの登場で、溝付きや穴開きサドルが普通に使われるようになりましたが、
プロロードレースの現場では溝付きとか穴開きサドルが使われているのをほとんど見かけたことがありません。
理由は分かりません。
サドルのスポンサードのあるチームは、選手の要望で、そのメーカーのサドルを使えない場合は、
外側の革だけを張り替えて使っている場合もあることを、何度か見かけて、
そんな形状のサドルは無いだろうというケースがありました。
それほどサドルはトッププロにとっても重要なファクターなのです。
しかし、お気に入りのサドルが、形状は似ていても、クッション性がばらついたり、
微妙にお尻を乗せる部分のアールが変わったり、そういうのって困りもんですよね。
そういう意味では、フィジークのアリオネシリーズは、アリオネスタンダード、アリオネCX、
アリオネCXカーボンレール、トライ２カーボン、K1トライアスロン、R1アリオネカーボンレール、
R3アリオネ、モデルによって形状が微妙に違っていて、しかも、樹脂ベース、カーボンチップ強化ベース、
カーボンクロス強化ベース、パッドのクッション性や厚さなどが変わり、アリオネでも快適なモデルと、
まったく乗れないモデルもありました。
ライドしていて最初の５０kmは快適でも、１００kmが近づくとお尻をサドルから離したく、
夏ほど痛くなることで悩んでいるライダーは、サドルの前後位置、高さ、取り付け角度の調整による改善策や、
サドルの試乗レンタルに是非チャレンジしてみてください。このサドルはどうかな、というご要望があればご相談ください。
試乗後にサドルをお買い上げのお客様には何か特典も検討中です。今週末には形になり始めると思います。ではでは。
