クマさんのバイク専科

気温30度オーバーのライドでしたね!

先週のショートコースと一緒に走ったサンデーライドミーティング&マジカルミステリーツアーでしたが、雲に太陽が隠れている時はいいけど、日差しが強烈な時間は気温が30度オーバーで、しかも湿度が高くて、汗も体へかけた水も乾きにくい状態で、水分が気化して冷やすサイクルの効率がとっても低下していました。
それでも保冷ボトルの冷たい水をかけた瞬間は気持ちがシャキッとしました。


小町の里でショートコースのグループから別れて、雲が切れて日が差して来て北条までの走りは蒸し暑くて大変でした。
平沢の休憩所のよしず張りの日陰で休んで、ゴーヤの小さいのが育っているのを見ながら長椅子に座って、冷たい水を自販機で買って、氷が残っている保冷ボトルへ補給したり、頭や首筋や太ももへかけて冷やしました。
癒されました、ここまでの蒸し暑さは半端じゃなかったです。


11時をすぎて気温がどんどん上昇して33度近くになり、一方で湿度は全然下がらずじまい。
UVカットクリームのアネッサを塗った腕には、汗がだらだら流れてちっとも気化しません。
道路に蓄積された熱が下からもわもわと押し寄せてくる感じだし、走り出しても熱風が吹き付けるしで、少し負荷を高めてスピードを上げると、熱がこもってオーバーヒートしそうでした。
水分補給やミネラルを補給しても、休憩やクーリングを巧くやらないと、このままじゃもれなく熱中症になってしまいます。


千代田のセブンで手に入れた氷をたっぷり入れた、保冷ボトルの冷たい水を体にかけて、まず冷たさで気分をしゃっきりさせることができました。
平坦コースを選んで走り、スピードを25kmぐらいに抑えてオーバーヒートさせないようにして、風を体に当てて汗やかけた水を気化させて、何とかクーリングしながら走りました。ぎりぎりな感じでした。


平沢のヒルクライムというサイクルカフェは11時半開店だったので、まだ30分もあって、そこでのお昼ご飯はあきらめて、木陰を探して結局りんりんロードへ戻り、ラーメン屋さんでみそラーメンと餃子を食べて、つくばへ戻るコースに変更しました。
塩分が美味しかったこと。このままの湿度と気温の上昇では、やはり熱中症や脱水になりかねません。コンビニ休憩を適度にとって、水分補給をしっかりやって、ボトルには氷と水を補給して走りました。


走りながら氷水を首筋や頭、太ももや腕にかけて、低目の運動強度で走ることを意識してこの暑さと湿度をやり過ごしました。
これからの季節はマジでダブルボトル装備が必要です。
飲むボトルと体にかける水のボトルです。冷たい水は飲んで体温を下げるにしても、体へかけてクーリングするにしても冷たさで刺激できて効果的です。
暑過ぎると甘いドリンクが飲みにくくなります。
氷で濃度を薄めるか、真水が美味しいです。
糖質やミネラルを補給できるドリンクはコンビニ休憩で落ち着いて飲むといいですね。


一本はボトルのボディを押すだけで水が出るバルブ付きで、飲みやすさと体へかけやすさでキャメルバッグのポディウムアイスですね。
氷をいっぱいに詰めてから冷たい水を注ぎ込めば、猛暑でも2時間半は冷たい飲み物を飲めます。
もう1本はエリートの真空ステンレスボトルのデボヨで、半分ほど氷を詰めれば5時間は冷たい飲み物を飲めます。
この2本を使っています。


ライド中に気分が悪くなったり、めまいをおこしたら、一緒に走っている仲間に遠慮なく声をかけて、すぐに日陰で風通しのいい場所をみつけて休みましょう。
保冷ボトルの冷たい水を躊躇無く体へかけたり、頭にかぶりましょう。
ゆっくり頭や首筋へかけて、体をコントロールしている脳を守りましょう。その次に太ももや上半身にかけて冷やします。


近くにコンビニがあったら、仲間にロックアイスを買って来てもらい、封を切って水を入れて体との密着度を上げて、頭や首筋、太い血管があって大量に血液が流れている、脇の下、太ももの付け根に押し当てて冷やすと効果的です。
もちろん水分補給と塩分や微量ミネラルの入ったスポーツドリンクの補給も効果があります。


水分補給は、カフェインの入っているコーヒー、紅茶、お茶は利尿作用があるので、脱水症状に陥りやすいので避けて、水分補給は水やカフェイン無しの麦茶、ミネラルや糖分を含んだスポーツドリンクがいいと思います。
常温が流行っていますが、熱中症気味だなという場合は、体温を下げる冷たい飲み物の方が効果的です。


熱中症や脱水気味になると、体に保持されている水分は細胞レベルでマイナス気味になるので、ライド後に水分補給しても、細胞レベルでは翌日でも回復していないので熱中症になりやすくなっているので要注意です。
熱中症からの回復には、水分をこまめに補給して3日から4日で、細胞レベルの脱水が回復するといわれています。ではでは。