クマさんのバイク専科

なんとふじみ野の家に本物のラスカルくん登場!

今日は親父とお昼ご飯を一緒に食べに行く事になっていて、
その後で母親の90歳の誕生日の盛り花を町の花屋さんへ頼みにいく予定でした。
朝まで原稿を書いていて、4時に暴れん坊将軍が始まった頃に眠り始めました。
ところが、親父から思いもしない時間に電話がかかってきて、何か緊急事態でも発生かと飛び起きました。
物置の扉が開いていて、中の荷物が散乱しているので、変だと思って物置の中を見ると、洗い熊がいたそうです。
 
物置の中には、荻窪にあったパターソンズハウスのオーダーランドナーと、
アマンダスポーツで作ってもらった、ラグ付きのロードTTファニーバイクと、車輪が収納してありました。
ブルックスやイデアルの革サドルもゴロゴロしているはずです。
なんでそんな物置の中に洗い熊が浸入したのでしょう。
しかし、本当に洗い熊なのかな?。
 
上の棚にいるんだけど、戸を閉めて閉じ込めたけど、警察か市役所に通報するか、どうすればいいと聞かれました。
「本当に洗い熊なの?」、多分間違いないから見に来てくれというので、
しょうがないので一枚革の作業用の手袋を着けて物置を見に行きました。
扉を少しスライドさせて開けて、ライトを照らすと一番上の棚の左端にそいつはいました。
可愛い狸みたいな顔はしていますが、怖がっているのでしょう、全身の毛を逆立てて、ガウガウっと威嚇の声を上げています。
可愛くねえなその態度!。
 
顔だけ見ると狸みたいでしたが、よく見ると尻尾はシマシマなので、やっぱり親父の見立て通りの、
洗い熊ラスカルというアニメで見た、あのラスカルくんそのものでした。
親父の家の自転車を預かってもらっている物置に確かに潜んでいました。
洗い熊は見た目は可愛いけど、アニメの可愛いイメージは捨てたほうがいいです。
かなり凶暴な動物なので、うかつに手を出してはいけないと言う知識があったので、
そのまま戸を締めて警察に通報しようとすると、鉄製の扉を手でこじ開けて、
けっこうデカい体をすき間から引きずり出して逃げてしまいました。
火事場のバカ力なのか、もの凄い力で扉が変形しました。
 
地元の道路では、深夜にクルマで走っていて狸を見たことがあるけど、まさか、ふじみ野のこんな住宅街のまっただ中に洗い熊が出没するとは思いませんでした。
ちょっとびっくりです。近所の人がペットとして飼っていたのが逃げたんでしょうね。
しかし、近所で評判のデブ猫よりデブだったから相当体重がありそうです。
毛ツヤもよく奇麗なのでやっぱりペットでしょう。
庭をよちよち歩いていたかと思ったら、ひょいと塀を越えて、動けるデブらしく、逃げ去ってしまいました。
何だか昔の西部劇で見た、デイビー・クロケットの洗い熊の毛皮の帽子を思い出しちゃいました。
あービックリした。ではでは。