クマさんのバイク専科

看護師さんはハードな仕事だな〜:パート2

こちらは昼寝だってしているのに、病棟の消灯時間は9時、10時頃にはもうすでに眠くなっています。深夜に点滴や薬の点滴が切れそうなころに交換に来てくれます。凄いのは看護師さん達の仕事スイッチ、疲れてはいても、ミスが許されない仕事ですから、やる気スイッチが瞬時に入って対応できるそうです。夜勤明けは2日お休みだそうですが、眠っても蓄積した疲れは完全にとれないそうです。

 

こういうルーティーンを繰り返す看護師さんですけど、何かに意義を感じているから、こういうハードな仕事を選んで、取り組めるんでしょうね。今時の若い看護士さん達を尊敬しています。そんな看護師さんの中に、ベテランライダーの旦那さんと一緒に、スポーツバイクに乗り始めたという看護師さんがいました。まだ50kmくらいしか走っていないそうですが、ビンディングペダルの着脱が難しいそうです。でもパワー伝達が違うし、スポーツバイクとの一体感があるから、使いこなしたいのだそうです。

 

そこで、ビンディングペダルに慣れる方法と、そのスムーズな着脱の前提になるクリートの3つの要素の設定をアドバイスしました。旦那さんはボクの本を手に入れて、参考にして、取り付け角度、前後位置、内外の調整方法のメモもみながらチャレンジするそうです。工具にこっているという旦那さんがクリート位置やサドルの位置を調整してくれると思います。

 

それでもダメだったら、病室にバイクシューズを持って来てといっておきました。病室で足踏みしてもらってクリートのフィッティングをしてあげる予定です。それにお尻の痛さも気になるようなので、シートチューブの延長線上にクランクを止めて、膝関節を開いて脚を真っすぐにしたとき、脚の甲が地面に対して水平になる、やや低目の設定でサドルの高さに調整してサドルの設定を煮詰めます。

 

サドルの前後位置を、毎分80回転できる負荷でペダリングしてもらい、自然に踏めて回せる腰の位置になった腰の位置を、サポートしてキープできるように前後へ移動すること、サドルの中央から先端にかけて性器を圧迫する可能性があるので、見た目前下がりに設定します。サドルの先端が水平より2cm下がるように設定して、圧迫を避ける設定にするよう、メモを作り手渡しました。ではでは。

 

毎分80回回せる負荷のギヤ比で走り、ドロップバーの上を持って走ると、自然に腰が移動する位置が、踏めて回せる腰の位置です。その腰の位置をサポートするように、サドルの前後位置の決めます。さらに、お尻のどこが圧迫されたり痛むのかで、サドルの取り付け角度の調整方法などを渡しました。快適になるといいですね。ではでは。