クマさんのバイク専科

時計職人のTさんがつくばへ走りに来ました!

コーダブルームって日本のブランドなんだけど代理店が少なくて、しかも、茂木のエンデューロとかに行っても、ぱらぱらとしか見かけないレアブランドです。日本人スタッフがプロデュース、製作場所は日本なんでしょうか、価格設定から見ると多分アジアの工場での製造でしょう。接合部の仕上げや塗装の仕上がりはかなり高いレベルがキープされています。ボクの機械式時計の主治医になってもらっている、時計職人のTさんが初めて黒姫高原るんるん合宿に乗ってきたのがコーダブルームのアルミ合金製フレームのモデルでした。

 

斑尾高原へ飯山方面から15kmくらい上る、けっこうハードなコースでした。勾配は最大で9パーセント、T さんはすでにインナーギヤにローギヤで踏み踏みで走っていました。サポートカーで並んで走ってTさんのバイクのローギヤを見ると25Tくらいがデフォルトで付いていました。途中にあるチェーンの装着スペースに先回りして待って、ローギヤ32Tのハイペロンのホイールを貸し出して完走してもらったのを思い出しました。

 

真横に並んでしばらく走りを見ていると、それまで思いギヤ比で踏み踏みで毎分60回転ぐらいだったのが、ケイデンスが85回転くらいまで上がって無理のないペースで走れるようになりました。でも、そこは斑尾高原スキー場まで残り7kmあたりでした。斑尾高原スキー場のホテル街が見えて、上り坂もかなりきつくなって、6%から9%の勾配が繰り返します。雪洞が見えてきて、Tさんのバイクは時速10kmを切ってしまい、頂上が見えていながら、なかなかゴールが近づかないのです。それでもインナーギヤ34Tと、ローギヤ32Tがあれば途中で止まることなく、クルクルとクランクを回して前に進んで行きます。

 

もう10km以上は上っていますから、かなり疲れているはずですけど上れています。この斑尾高原へのライドで、ギヤ比の重要性が分かったみたいで、次のライドではフリーのワイド化にチャレンジしていました。コーダブルームはハンドルの位置やサドルの位置を調整して、さらにWRのRSRというシートセットバックできるシートポストに交換してSMPのサドルのベストポジションを出しました。このフレームサイズが多きのにシートチューブの角度が立っていました。

 

そのコーダブルームを持って1月20日、つくばに今年初めて走りに来ました。今日は土浦に泊まって21日のマジカルミステリーツアーを一緒に走りました。9時のスタートに3人で出遅れてしまい、マツナガ店長がガイドするショートコースと一緒に走るはずでしたが、北部工業団地コースの途中のコンビニの集合場所に着くのが遅れそうだったので、吉沼のコンビニでミドルコースのマジカルグループは集合することになりました。オリーブ旦那さんがガイドしてメンバーを連れてきてくれました。

 

吉沼まで来たんだから、ちゃっかりコンビニの裏のコロッケ屋さんに立寄って、コロッケとかウインナソーセージを揚げてもらって、腹ごしらえして再スタートしました。クルマの少ないコースを走って、じわじわとつくばの街へ近づきましたが、お昼ご飯の予定の中華料理屋さんの李厨房には、もう少し遠回りして行くことにして、12時半にお店に着きました。オリーブ旦那さんがオリーブさんと娘さんを呼んで、一緒にお昼を食べました。

 

料理の種類をいっぱい頼んで、みんなでシェアして楽しめました。ここからが問題です、外は寒いし、お腹はいっぱいだし、今日はこんなところで勘弁してやろうか!?、ということで時速25kmから30kmキープの、脂肪燃焼ツアーはショップに帰って終了となりました。実はT さんは東京のひとで、つくばのショップを気に入ってくれて、タイムのユーザーとなっていて2台持っているわけです。年末は忙しかったようで、久々のライドで朝は調子が今ひとつだったようです。

 

しかも、つくばの寒さをなめていたようで、長袖のジャージにレッグウオーマー姿でしたが、どうみてもつくばの真冬には薄着のバイクウエアでのスタートでした。走っても体温が上がらないはずです。ウインドベストを着ていたのでTさんに貸しました。つくばの真冬はやっぱり寒かったようです。ホットアンダーにウインタージャケット、ウインタータイツの組み合せが真冬を快適に走るんはいいと思いますよ。

 

吉沼のコンビニ休憩以降、ライドの中盤からグループライドに混ざって時速25kmから30kmキープで走れていました。だいぶ調子が出てきたようです。貸し出した、組み上がったばかりのジョバン二の木リムホイールの乗り心地はどうでしたか?。また一緒に走りましょう。ではでは。