クマさんのバイク専科

タイムのZXRSを駆る「ぶりお」インつくば:パート2

現在のタイムの上級グレードのカーボンフレームは、ラグとチューブをパート別に精密成型して接着で一体化する、
セミモノコック工法が採用されたフレームです。
最近の製品の製造工程を見学取材に行っていないので、製品の仕上がりでしか判断できませんが、
ラグと一体化したパートを精密に成型してピースを減らし、制度を出して接着するための金型や、
接着するための治具へセットする行程を減らすことができる構造になっています。
確実にフランス本国工場での製造工程は減っていることでしょう。

カーボンフロントフォークの構造を見ると、フォークコラム、フォーククラウン、
フォークブレードをばらばらに成型して一体化させる工法ではありません。
編み上げ機でカーボン繊維やケブラー繊維を編み上げて、樹脂を含浸させて熱処理成型するRTM工法を踏襲しています。
生産協力工場か本国工場で一体成型している可能性があります。
フレーム本体の製造工程が減っているだけに、フロントフォークを本国で生産する余裕は出来たと推察するのですが。

カーボンラグ&カーボンチューブ接着のZXRSを駆るぶりおクンがつくばへやってきました。
水曜日につくばへ移動して、夕方に石川県から来たぶりおクンと合流しました。
昨年、2月ごろに走りにくると言っていたのが実現しました。
その頃に関東で雪が降っていないといいな〜、と思っていました。
石川県ではこの時期は雪が降っていることが多く、ロードバイクで道を走れないことが多いので、
関東やつくばへ走りに行きたいと思っていたそうです。

2年前だったかな、わざわざ長期休暇をとって関東に来て、つくばは何と雪が積もっていたことがりました。
その時は雪が積もっていたけど、晴れたから強引にライドをスタートしてしまいました。
つくばの景色は真っ白け、路面は雪解けでビチャビチャでした。
泥はね満載でジャージの背中は跳ねだらけになりました。
真っ白な道路に入ってツルツルしながら進むと畑のど真ん中に入ってしまい、
今度は泥沼状態になって、やっと抜け出したら棒探しで、
フレームとタイヤの間に詰まった泥を回るようにして、再スタートして記憶があります。

今回は10日の夜に合流して、土浦の韓国家庭料理屋さんのチャンピオンに行ってたらふくおいしいお肉を食べました。
ぶりおクンはけっこう辛いのに強いらしく、ユッケジャンクッパも美味そうに食べていました。
木曜日の朝、先週末のライドを走り終わってから、スポーツバイクつくばマツナガで、
ぶりおクンのオーバーホールが終わったタイムのZXRSを受け取ってクルマの中へ収納して、
ふじみ野の自宅へ帰りましたが、あらあら、筑波のショップに自分のタイムを忘れました。
連絡を入れておいて、先週末に置き忘れたバイクを朝10時に受け取りに行って、
桜運動公園へ集合して初日のライドをスタートしました。

気温は3度でかなり寒い感じでした。
川崎から来たたま旦さんはつくばはやっぱり寒いと言っていました。
スタートして18kmの千代田の大関いちごに寄って、おばちゃんに大粒の美味しいいちごを一杯食べさせてもらいました。
小美玉のイタリアンのイルコンパーニョに向かおうと、とりあえず石岡へ抜けるアップダウンコースを走りました。
みんなゆっくり合わせて走ってくれています。
クマジジイは11、12、13、14日と4日連続で走る予定なので、セーブしないと走り切れそうにありません。
途中に8%のアップダウンがあるルートなので、それだけでヘロヘロになりかけました。

そこを過ぎるとギター博物館があって、快適なゆるいアップダウンがあって、風土記の丘が右手に見えてきます。
もう1時近くで、お腹がぺこぺこなので行き先を小美玉から変更しました。
工業団地の手前の道を右折した、前から気になっていた中国人スタッフが働いている、
中華料理屋さんの麗園でお昼ご飯にしました。ちょっと濃いめの味ですがご飯が進むくんです。
定食は大盛りで、ご飯はお代わり自由です。餃子はニラとお肉がたっぷりで美味しかったー。

というわけで無事につくばへ帰って、ショップでバイクを一台組み上げて、
みんなとお酒が飲みたいあっぴーさんを土浦へ迎えに行って、つくばのメキシコ料理屋さんのエルトリートへ行って、
たま旦さん、ぶりおクン、あっぴーさん、そしてくず餅職人の増4父ちゃんと合流して美味しい夕飯を食べました。
11日も午前中に走り、午後は川崎へ移動するというので、吉沼コロッケライドということになりました。
あっぴーさんを土浦へ送って、ホテルへ帰りました。
明日は9時発の予定なので、お風呂に入ってすぐに眠りました。ではでは。