職人マツナガ通信

1月28日

LOOK PP206。
すでに廃盤になっている、フランス、ルック社のビンディングペダルです。
いまや当たり前となったこのビンディングペダル、
このルック社がパイオニアです。
もともとスキー器具の製造メーカーなので、
スキーブーツのビンディングのアイデアを自転車に持ち込んだようです。
ボクの記憶では、1984年のロサンゼルスオリンピックのあった頃に、
ベルナールイノー選手とグレッグレモン選手が試作品を使ったのがはじめと思います。

その後、いろいろなメーカーがいろいろな機構のものを発売してきました。
でも、現在シマノさんのペダルを見る限り、
ルックのアイデアからは脱皮できていない感じがします。

本日、めでたくビンディングデビューを果たした、
デローザネオプリマート限定シルバーブルーを駆るT夫人に、
このLOOK PP206をおすすめしました。
昨年デローザをご購入いただき、慣れたらビンディングということで乗ってこられ、
新年を機にチャレンジとあいなりました。
ただ決めるにあたり、着脱に少し不安があるということでしたの、
このルックをおすすめしました。
現在ボクの知る範囲では、一番着脱が易しいペダルです。
面が広いので拾いやすく、
スプリングも強くないのではめやすい、外しやすいんです。
女性やしょと不安な方におすすめできるので、
廃盤寸前に少し買いだめをしました。
レディースバイクが増えてきた昨今、
レディース向けビンディングペダルなんていうものうけるのではないでしょうかね。