DI2 with Qrings。
アルテグラDI2の内蔵用ジャンクションがようやく発売になったので、
ずっとこれを待っていた組み替え作業が続きます。
神奈川県のプロジェクトＭを駆るＯさん。
今年はヒルクライムにがんばりたいということで、
フロントチェンリングをローターのＱリング仕様でご所望。
すでに、ワイヤー引きでは何回かとりつけ作業をしている、じゃじゃ馬Ｑリング。
当然メーカーとしては推奨はしていません。
ただし、ボクがフロントチェンリングにＴＡの４６×２９をデュラエースのDI2で使っている経験から察すると、
ワイヤー引きでは、どうしもて外へ押し切れないフロントメカを、
モーターの力で強引に持っていってくれるので、
純正の組み合わせでもなくても、大変具合がよい感触があります。
Ｑリングは、楕円となり、フロントメカの羽根と刃先間距離がとても広くなってしまうので、
そこがちょっと不安でしたが、まずたやってみなければということで作業させてもらいました。
結果は、整備台上ではやはり、ワイヤー引きよりとても変速性能はよかったです。
後はDI2の電気ケーブルの内蔵加工です。
今回は塗装を壊したくなかったので、
メインコードののダウンチューブと、
フロント変速機用のシートチューブに穴を開けて補強をしました。
バッテリーケースとリアディレラーケーブルは、
フレーム再塗装時にロー付けで取り付けることに。
Ｏさんも、とうちゃんライダー、
へそくりやりくして半年待った改造でした。
乗鞍がんばってください！
