職人マツナガ通信

6月7日

BERNER。
以前にここに書きました、
バカデカプリーリーリアディレラーの、
シマノデュラエースDI2用が入荷しました。
上プーリー13T、下プーリー15Tという組み合わせ。
メーカー曰く、
”アンディ・シュレク、フランク・シュレク、ファビアン・カンチェラ―ラと、そうそうたるメンバー
によって愛用されているBERNERのリアディレイラー。その特徴は大きなプーリー。通常


より大きくすることで、チェーン回転時の摩擦抵抗の減少、ひいてはエネルギー消費量の
減少を可能にしました。”

現実に前回交換をされたWさんは、
踏んだ感じだ大分変わったとの感想を頂いています。
それを聞いて、
たしか、シマノさんの廉価版のリアディレラープーリーがでかかったのを思い出し、
シマノさんに理由を聞いてみようと、
思い忘れてました。

でもって、今回聞いてみました。
シマノさんが廉価版のプーリーを13T(上級は11T)にしている理由。
その一、
プーリーの直径を大きくすることにより、
同じスピードとすると小さい物より回転数がへります、
イコールプーリーの寿命がのびるということ。
その二、
リアディレラーは変速時、
プーリーガイドがチェーンをおしてギャ間を移動させている。
プーリーの径を大きくすることは、ガイドプーリーも大きくなる、
ということとは、チェーンを押す面積が増える、
ということは、軽いタッチで変速が可能になる、
ということで、変速性能の向上するということ。
シマノさんは、この二点でプーリーをでかくしているとのことでした。

そこで問題です、
バーナーの一番の売り、
エネルギー効率がよくなるということは、どういう理由なのか。
もし、プーリーを大きくして効率がよくなるとすれば、
プーリーを大きくすることにより、
2個のプーリー間を通るチェーンの波形の角度が浅くなる、
浅くなるということは、チェーンとプーリーとの接触面積がすくなるなるので、
その分抵抗が無くなるのではないか、ということです。
メーカーの正式な見解をききたいところですね。
思い出しました、
♪大きいことはいいことだ!♪(めちゃくちゃ古いですね)