職人マツナガ通信

3月11日

タイムスカイロン。
神奈川のTさんに2016年の11月にご購入いただいたタイムスカイロン。
昨年の6月にちょっと不運なことがあり、それ以来活躍できていませんでした。
ここで、ようやく復活、納車です。
オーナーのTさんは、時計職人さん。
そのせいか、めちゃくちゃ几帳面です。
今回は、スラムのレッドeタップ仕様で組み立てました。
とにかく軽いギャでまわすことを1番にされているTさん。
リアスプロケットに42Tをつけたいというご希望をもっています。
今日もそのお話しをしました。
フロントを34X24、リアを11~42Tという、
マウンテンバイク仕様のギャを何とかロードで取り付けられないか。
フロント34Tだと、フロント変速機が、チェーンステーに当たってしまいますとお話ししたら。
ダウンチューブにフロント変速機がつかいなか、という発想をされていました。
ん~、ダウンチューブにフロント変速機・・・・・、ボクには全く想像もできなかった発想です。
実現できる、できないは別として、こういう発想をされるのがすごくおもしろいですね。
ボクのように、もうどっぷり自転車につかってしまったニンゲンには、及びもつかない発想です。
ボクが考えている究極のスプロケットは。
リア一枚ギャで、ギャの直径がボタン一つで、大きくなったり、小さくなったりするギャです。
これだともう無段ギャ、12段だ13段だなんて言わなくて済みますよね。
そしてすきなギャ比を選び放題です。
このアイデアはもう、何十年も前からもっているのですが。
どこかの頭のいい人が、なんとか製品化してくれないでしょうかね。