職人マツナガ通信

10月27日

ほんまかいな。
めおとサイクリストのS夫人、
ご主人とのラブラブサイクリング中に、
ご主人のバイクに前輪がはすってしまい、
お気に入りのカンパニョーロ ユーラスのリムを曲げてしまいました。
そこで、リム&スポーク交換作業とあいなりました。
スポークの数本の交換作業はやったことがありますが、
全取り替えははじめてです。
方法は知ってはいましたが、
改めてやるとなると、
ほんまかいな、そうかいな、と思うず口にでてしまいます。
ルパン三世にでてきそうな、遠隔操作的な・・・・。
ユーラスはニップルホールが内側だけしか開いていません。
T字型のニップルをどういれるか。
まずアルミニップルに、専用の鉄のネジをとりつけます。
そのニップルを、バルブホールからリム内にいれます。
でもって、専用の強力な磁石で、
ニップルにつけた鉄を磁力でひきつけて、
リム外側を磁石を走らせて、ニップルホールにニップルを誘導していき、
穴からニップルを導きます。
ほんまかいな! という方法ですが、これが正規のやりかたなのです。
あ~、じれったい、もっとなにか方法はないのか。