職人マツナガ通信

12月25日

焼き上がりました。
治具にセットが終わったフレームに、
加熱器をしかけて接着剤を固まらせます。
おもしろいもので加熱時間は、夏と冬では室温がちがうので違ってきます。
冬は寒いの多めに加熱しないとしっかり硬化しません。
硬化してようやく自転車のカタチになりました。
まさに、あつあつの焼き上がり状態です。
ものがカタチになっていく様は、なんどやってもおもしろいですね。
やきあがりましたら、治具から外して、
ボトルケージ台座の接着です。
小物は自転車専用ではない、工業製品を利用します。
補強リングをチューブの曲面にあわせて、曲げて、
リベット接着をします。
あとは、接着部分のラグとカーボンチューブのピンホール隙間を、
粘土状の接着剤でうめていきます。
これで接着作業は全て終了。
最後の工程の仕上げにはいります。