職人マツナガ通信

3月28日

剛性設計。
Mさんの図面はできあがりました。
イマワノさんのオレンジ号との共通項をさがしまわりましたが、
基本の走行性能を左右する数字は動かせなかったので、
ボトルケージの取り付ける位置を同じとさせてもらいました。
図面は迷いなしの設計できあがりです。
お次は材料による剛性の設計です。
身長171cm、体重70kg。
フォルムのおこのみは細身。
ダウンチューブにオーバーサイズを使いたいところですが、
28.6mmΦのスタンダード径の弾性率80Tのチューブでいくことに。
レースにはまず出ないということなので、
必要以上の剛性は必要なしと考えてシート、トップは40Tのスタンダード肉厚のチューブでいくことに。
シートステーは、ニッケルクロームモリブデン鋼の16mmΦという少し太めの肉厚0.6mmという薄肉チューブを。
チェーンステーは、同じくニッケルクロームモリブデン鋼の22.2mmΦの0.7mmという薄肉チューブで、
外径の太めのところを使用することに決定。
オーダーシートにすべて記入して、
もう一度それを眺めて、違和感を感じなければこちらでOKです。
設計終了です。