職人マツナガ通信

4月20日

2003年9月に納車したプロジェクトMを駆るトーキョーのHさん御来店。
実に十年ぶりくらいでしょうか。
Hさんとは、ふ~るいお付き合いで、ボクが神奈川で仕事をしているときからのお付き合いです。
当時はトライアスロンをメインにのっておられました。
お話しを伺うと、五十台になった最近は仕事が忙しくなりあまり乗れなくて、トラアスロンもショートを年に一回位とのことでした。
それでも、ご購入後毎年1000km以上は走ってこられたようです。
バイクを見ると、歴戦の勇士の姿が。
パーツはシマノ6500シリーズの9スピード。
ホィールには、今は無きマヴィックGL330のリムの手組ホィール。
今回オーバーホールかパーツ組換えかで相談をしましたが。
決戦用ディープリムホィールをお持ちで、パーツを買えるとこのホィールが使えなくなるということで、
オーバーホールに決まりました。
帰り際に、
「こいつはいい相棒なので、これからもずっと乗り続けたいので、よろしく」
という言葉を頂きました。
ぼくの作った一台に、ほんとうに愛着をもっていただいているのだな、っと感じてつくづくうれしくなりました。
この世に一台のバイク。
そういうものをつくれる、仕事ができるのは、ほんとにシアワセモノですね。