職人マツナガ通信

5月24日

カタチになったフレームに、ブリッヂをつけていきます。
チェーンステー側には、下ブリッヂをとりつけ。
シートステー側に上ブリッヂをとりつけます。
最近はほとんどに自転車にこの下ブリッヂは省略されてしまっていますが、
ボクはキッチリ基本に従います。
昔に、下ブリッヂをつけたフレームと下ブリッヂをつけないフレームの、
バックフレームの静荷重試験をした結果、かなり違う数字がでたので。
これで治具上でロー付け(溶接)するべき所をすべて付け終わったら、
一度カタチになったフレームを、ダミーのチューブを抜いてバラバラにします。
治具上でロー付けできなかった部分を完全にロー付けします。
ボクがロー付けするときの、トーチの炎はすごく小さい炎を使います。
よく、鉄フレームをつくっている工房では、ロー付け中は、ボーボー音がして、
会話ができなくらいな音がでるのですが、ボクの工房は静かです。
、この後小物をロー付けして、もう一度治具に戻します。